みなさんこんばんは。
今年は1/12ストックとツーリング頑張ります、っていう今年の目標そのままに、
年明け早々、RC PROSHOP T2さんに毎週のように1/12とツーリングのセット出しに通い始めてます。
先ずはツーリング、残念ながら未だ手元にはX-RAY 2020が届いていないため、BD9で頑張ってます。
とは言え、今やBD10が発売されて型遅れとなったBD9で頑張るには、多少の工夫が必要かなと考えた次第です。
ご覧戴く通り、BD9にちょっとした工夫を織り込んでみました。要すれば、1/12用のショートリポ搭載です。
もちろん、重量合わせのために0.5㎜の真鍮板で25g、バッテリー押さえを兼ねた錘で80g、ショートリポ155g、
合わせて260gと通常のLCGタイプのバッテリーと同等の重量に合わせております。
この仕様にて、通常バッテリーとショートリポとでとっかえひっかえ、違いを検証したところ、明らかな違いが確認できました。
検証方法としては3パックずつ、それぞれのバッテリー仕様で走行させたうえで、タイムとクルマの動きを確認しました。
結論でいうと、ショートリポは通常バッテリーに対して、明らかな優位性が見受けられました。
先ず、ベストタイムで行くと0.2秒程度の改善効果があり、平均ラップとベストラップとの差(バラツキ)も0.3秒から0.2秒に改善しました。
つまり、5分間で1周の改善効果があったわけですね。
走行フィーリングで行くと、通常バッテリーではマシンがロールしてから曲がる感じで、少し狙ったラインから外にずれる感じなのが、
ショートリポだとロールを感じることなくマシンが動いてくれて、狙ったラインに載せられる感じがしました。
これは、ショートリポ化でバッテリーの重心位置が相当に低くなったことと、ショートリポを前寄せしたことで、リアの重量が減り、
リアに掛かる遠心力が減ってリアがコーナー外側にずれていかなくなったイメージなんですが、伝わりますでしょうかね。
簡単に言うと、ショートリポ化したことで、1/12マシンっぽくなったといえばよいでしょうかね。
ただし、ショートリポは通常バッテリーに対してパワー感はかなり少なくなりますので、T2のようなショートコースではメリット大ながら、
ビッグサーキットでの効果有無は要確認ではないかと推察します。
あと、ショートリポだとT2走行での走行可能時間は6分程度にて、レース時間の5分を考慮すると、
レース前のウォームアップ走行は極力避ける必要がありましたね。
さて、次に1/12ストックのセットアップですかね。
RC PROSHOP T2での1/12走行に当たり、関東エリアでは常識となっているスプール(デフロック)は路面状況が良くならないと、
なかなかに採用が厳しいのが現状です。というのも関東で採用されているCRC2などのハイグリップカーペットではなく、
通常のカーペットにTC2+ないしはツイッキーというグリップ剤指定のため、グリップレベルは非常に穏やかな感じなんですよね。
しかしながら、ボールデフだとどうしてもコーナーで止まるような感じで失速感があり、実際にラップペースも厳しいです。
そしてX-RAYのギアデフですが、これはミツオカップでも、多分ワタシだけが採用して路面が低めの時からT2としてはハイグリップ状態まで、
非常に広範囲で良好な結果を示すことを改めて確認できました。
でも、やはりスプールのようなコーナー速度がどうしても確保できず、具体的にはシケインでマシンが止まる感じが、
タイムの伸び悩みに繋がっていると考えました。
そこで最近、モロテックから新発売された、新型のスプリング類を試してみました。
先ずセンターショック用に、モロテック M-PSP85S ピッチングスプリング(ソフト)赤。
サイドスプリング用に、モロテック M-PPP70 サイドスプリング 70(ソフト)。
上記のスプリングを試すにあたり、センターショック自体は最近はやりのヨコモやカワダ製のビッグボアタイプではなく、
百戦錬磨キット標準の昔のHPI同サイズの小型センターショックにする必要がありました。
ワタシはこのセンターショックにAXON製#32.5ダンパーオイルを少し引き気味に封入して対応しました。
これがT2でのテスト時のマシン画像ですね。センターショックが小型タイプになっているのがお分かりになると思います。
尚、マシン右横のカツのせピラフ(きこりピラフという名ですね)はT2オリジナルの定番ランチです。これで700円はお安いです。
もっとがっつり食べたい方は900円で凄いのがあるそうですが、ワタシにはとても食べられそうにない量でしたね。
で、この新型スプリングで走らせたところ、従来にないソフトかつ1/12としては珍しいプログレッシブスプリングであることから、
かなりマシンがしっとりと安定してくれました。
ここで、デフをギアデフからスプールに変更してみました。
すると、従来では走行が難しかった路面グリップレベルであるにもかかわらず、まるで普通にスプールで走行できます。
しかも、シケインでのマシンの動きが大幅に改善できたためか、ラップペースも従来自己ベストだった8秒6から8秒3まで改善しました。
これはとても大きな進歩だったと思います。
次はパワーソースですね。ワタシは1/12およびツーリングいずれもR1モーターを使っています。
特にツーリングでは最近発売されたチタンシャフトの12.1mmローターが非常に良好で、お気に入りのモーターとなっております。
また、1/12用としてもチタンシャフトの13.5mmローターが発売されたため、早速ワタシも購入して試してみました。
上の画像が21.5TのV16 ULTRAモーターにチタンシャフト13.5mmローターを装着した計測結果ですね。
この仕様にて、指数は90.5とした状態にて、上記の新型スプリングおよびスプールを装着した百戦錬磨にてテスト走行しました。
その結果、ベストは8.0秒で周回も8分56周フラットと、いずれも自己ベスト大幅更新にて、当日はご一緒させて戴いた、
昨年の1/12ストック全日本Bメインの方とほぼ8分間同等のラップペースで走り切ることができました。
このモーター仕様はかなりお勧めではないかと、個人的には考えます。
この仕様にて、2月16日に谷田部アリーナにて開催される、ヨコモグランプリで1/12JMストッククラスに参戦して、
更なる効果確認を進めたいと思います。
いやあ、とても楽しみですねえ。
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