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低カルシウム血症の評価ではアルブミンに注意

2017-12-15 | 勉強会
 
血清中のカルシウムのうち約40%は蛋白質(主にアルブミン)と結合しています。
 
 
そのため、血清アルブミン濃度が低い場合、イオン化カルシウム濃度が低くなくても、血清(総)カルシウム濃度は低値を示します。
 
 
 
 
逆に、血清アルブミン濃度が高い場合には、イオン化カルシウム濃度が高くなくても、血清総カルシウム濃度は高値を示します。
 
 
 
 
そこで、とくに低アルブミン血症の患者では、次のPayne の式により血清総Ca濃度の補正をおこないます。
 
 
 
  補正Ca濃度(mg/dl=血清Ca濃度(mg/dl-血清アルブミン濃度(g/dl+ 4
 
 
 
 
 
 
写真 首里城の入り口
 
 
 
 
 
 

 

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