みなさん、こんにちは。
リンパ節生検を各科に依頼すれば内科の仕事は終了、あとは病理検査の結果を待つだけ…と思っていないだろうか。
実は、そうではない。
採取してもらったリンパ節検体をどのように処理し提出するかを考えることも内科のプロフェッショナルとして重要になってくる。
もし結核性リンパ節炎を鑑別に挙げるのならば、生検検体の一般細菌培養検査に加えて抗酸菌培養検査も必要となる。
猫ひっかき病の診断をつけたいときには Bartonella henselae の PCR を外注で検査する必要も出てくるかもしれない。
もちろん検体全てをホルマリンに浸けてしまっては残念ながら細菌の検出はできなくなってしまう…。
つまりはどんなに上手く生検を施行してもらっても、どの疾患を疑っているかを想定した上で適切な検査を選択し、適切な処理で検体を提出しなければ診断はつかない。
これにはやはり生検前に病歴と身体所見で十分な鑑別診断を行っておき、“診断をつけるための戦略”を予め練っておくことがポイントになってくるだろう。
生検までしたのに診断はつきませんでした…という残念な Low Value な診療は避けたいところである。
写真:本島北部名護市の海岸
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。
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