みなさん、こんにちは。
医療面接の中で医師が話す割合は、10%以上50%未満とすると良い。
特に現病歴を聞く時には、医師が話す割合は10%程度までにすべきだ。
非言語的な動作で言葉を引き出す病歴聴取ができる人なら、現病歴の大切な部分で患者に90%以上語らせることができる。
いかに医療面接に熟練した人でも、話 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
経験豊富な医師が行う際立たせるためのコメントをshaping commentという。
これと対話の中断とは異なる。
このコメントは、患者が話したことについて詳細に語ってもらうために、患者にそこまで戻ってもらうためのもの。
shaping commentの例
患者:「 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
医学生に患者と医療面接をさせた研究がある。
経験豊富な医師の医療面接に関して全体としての質に密接に関係しているのは次の4つの指標であることがわかった。
それらは,
1)中断の少なさ
2)医療 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
医師が本当に自分に関心を持っていると患者が感じれば、患者はオープンに話すことに躊躇せず、恥ずかしがらずに話してくれる。
患者は医療面接が限定された専門的な状況で、決して社交的な状況ではないことも認識している。
医師が専門家として振る舞い、専門家らしい態度で患者に接したならば、患者は医師を専門家として扱 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
重要なのは内容の秘密が守られることを患者に保証するのを忘れないこと。
「私はこの記録を、誰にも聞かれないよう、イヤホンをして1人で聞き直します」
「患者さんとどのように話すかを私に指導してくれる上級医と、私たちの面接を復習したいと思います」
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
臨床医学が真に科学ならば、その科学は必然的に測定可能である。
何かを測定するためには、データを記録する方法を持たなければならない。
新人が心電図記録を持参したら、心電図技師はそれを測定し解釈し教えることができる。
これは医療面接にも当てはまる。
再生分析できる記録を . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
患者に話し続けてもらいたい場合には、どうすればよいか?
単に「どうぞお話を続けて下さい」と言うとよい。
「何について?」と聞かれたら、「あなたがたった今話していたことについて」と言う。
「それについて何が知りたいのですか」と言われたら、返答は「それについてあなたはどう思いますか」でよ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
主訴を話すことができなかった場合、その患者が診察室から追い出されようとしている時に、もう一度何かを言いたげにしている患者は多い。
患者は主訴を聞かれると、面接の時間の冒頭か、最初の15分はこの話をするかもしれない。
しかし、主訴には、多くの誤用が見られている。
主訴の質問を、患者が話 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
患者の要求を満たすことに振り回されて、医師は診断とは関係ない検査もオーダーしてしまうことがある。
どうすれば良いのか?
患者が本当に不快に感じている事柄についてありのままに話してくれるような対話をすべきである。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
これを紙にリストアップして来院する患者もいる。
それぞれを十分に語らぬままに。
すべての症状の次元を聞き出そうと、正確な時系列でイベントを把握し、真に患者が何を言いたいのかを理解しようとする。
しかし「あなたにとって一番気に . . . 本文を読む