疾風に真のおバカを知る

「疾風に勁草（けいそう）を知る」といいますなぁ（「後漢書」王覇伝）。
普通の解釈は「激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる。苦難にあってはじめて、その人の節操の堅さや意志の強さがわかる」ということやけど、
昨今の世を見るに、その解釈は半分やと痛感いたしておりまする。

フルに書いたら「疾風に勁草とおバカを知る」、即ち「疾風で、強い草と共に、その対極にあるおバカの存在が浮き彫りになる」との思いに至っておるのでござりまする。
つまり、微風の環境では人物の本質は見極められんけど、疾風の下やと人間の本質が浮き彫りになるということですわ。
その典型例は、おバカ２号ゲシュタポ・スガゲスひで と ペテン師おバカゲスぞう嘘八百男 でござりましょう。

武漢ウイルス禍の下、コヤツらを見ておると、おバカ丸出しの人格と能力が透けて見えまする。
武漢ウイルスがあぶり出した「危機管理能力の欠如」ですなぁ。
人間、天才やのうても、世の様々な意見を取り入れて対策を打つことは可能やが、イエスマンに囲まれてオノレ流に判断をしておると、
結果として本質から外れた、半歩先も見えん目先１ｃｍの対策、それも後手後手後手になってしまうのでござります。
加えて悪いことに、それがおバカの所以やというのが分かっておらんのですわ。
ジブンはおバカ、オノレの能力なんぞ高がしれとる、との自覚がないんですなぁ。
ワタシなんぞも「おバカ＆アホ」やが、身の程を知っとるだけ、上の連中よりはマシかも知れませぬ。