近くの氏神様に詣でる。お参りする人の数は、有名神社の初詣人数とは比較にならないが、ゆったりと新年のお参りができた。これでご利益が同じなら、申し分ないであろう。
歳時記を紐解くと小生の波長に響く句があった。
拝むこと孫に教える初詣 久保田重之
初詣賽銭箱の大きさよ 千才治子
起承転結我還暦や初詣 岩田沙悟浄
最後の句の「還暦」を「アラ古希」と読みかえれば、ちょうど小生向きの句になる。斜視の程度がかなり改善したので、自分の人生の「結」に向かって、完結編の生き方を始めようと思っている。
昨年は、目の不調で俳句教室も水墨画教室も欠席しがちであったが、今年は一念発起、再び真面目に勉強しようと決心している。とにかく、他の人の迷惑にならない程度の健康状態が維持できればありがたいと、祈念したのである。