アラ古希爺さんと同い年の1942年誕生のアメリカ映画。 Gyao!で久しぶりに見た。
「夕べはどこにいたの?」
「そんな昔のことは覚えていないね」
「今夜、会ってくれる?」
「そんなに先のことはわからない」
日本人にとって印象的なセリフなのであろう、よく引き合いに出されたセリフである。
監督:マイケル・カーティス
主演:ハンフリー・ボガード、イングリッド・バーグマン
名作「カサブランカ」のなかでは、ボガードはニヒルの権化のようで、「君の瞳に乾杯」「俺の涙は雨が洗い流してくれた」などキザなセリフが満載。
アメリカ映画協会(AFI)名セリフベスト100(2005年)の中に以下のセリフがランクインしている。
第5位:"Here's looking at you, kid."「君の瞳に乾杯」
第20位:"Louis, I think this is the beginning of a beautiful friendship."「ルイ、これが俺たちの美しい友情の始まりだな」
第28位:"Play it, Sam. Play 'As Time Goes By." 「あれを弾いて、サム。『時の過ぎ行くままに』を」
アメリカ人と日本人の感覚の差であろう、随分と名せりふに違いがある。