(上の航空写真にあるように島は5つであるが、Aのマークのある島が潮位によって1つに見えたり2つに見えたりすることで、5つの島だったり6つの島に見えたりする。)
この島は、チョーヨンピルの「釜山港へ帰れ」の歌にも出てくる有名な島である。
行きの関釜フェリーは19時に下関を出港し、五六島付近の海域に午前2時半頃到着し、夜明けの接岸まで沖待ちをした。
(赤い↑の海岸が海雲台(ヘウンデ)である。)
地図で判るように東の海上が開けており、朝日を背にした五六島の写真を撮ることが出来た。
又海雲台(ヘウンデ)の海岸からもこれらの島を遠望できた。人皆この島を見ると釜山に着いたことを認識するのであろう。
五六島座標: 北緯35度5分35.1秒 東経129度7分37.6秒
各種表記:ハングル: 오륙도、現地語読み: オリュクト、英語表記:Oryukdo
漢字:五六島、日本語読み:ごろくとう
参考;
五六島(オリュクト)は大韓民国釜山広域市にある島の名。釜山湾の湾口に位置し、釜山港に出入りする船から眺められる。港町釜山の象徴とされており、釜山広域市のシンボルマークにも図案化されている。
五六島は、陸地に近い順に以下の島々からなる。
ウサク島(우삭도、32m) - バンペ島(방패섬)・ソル島(솔섬)の2つの島から成る。
スリ島(수리섬、33m)
ソンゴッ島(송곳섬、37m)
窟島(クルソム/굴섬、68m)
灯台島(トゥンデソム/등대섬、28m)
「五六島」の名は、干満によって島の数が5つに見えたり6つに見えたりすることに由来する。ウサク島は2つの岩峰(それぞれバンベ島・ソル島と呼ばれる)からなるが、海水面近くで繋がっている部分が満潮時に水没するため2つの島に見える。五六島の最も外側にある灯台島には灯台が設置されている。
五六島は、灯台島を除いては無人島である。行政上は南区に属する。海雲台から観光船が出ており、釜山観光の定番のひとつとされている。
おまけ;チョーヨンピル・趙容弼 「釜山港へ帰れ」
***韓国語***
1. 꽃 피는 동백섬에 봄이 왔건만
형제 떠난 부산항에 갈매기만 슬피 우네
오륙도 돌아가는 연락선마다 목메어 불러봐도 대답없는 내 형제여
돌아와요 부산항에 그리운 내 형제여
2. 가고파 목이 메어 부르던 이 거리는
그리워서 헤매이던 긴긴 날의 꿈이었지
언제나 말이 없는 저 물결들도 부딪쳐 슬퍼하며 가는 길을 막았었지
돌아왔다 부산항에 그리운 내 형제여
*訳*
1.花咲く冬栢島に春は来たけれど
兄弟が去っていった釜山港に かもめだけが悲しく鳴いてるよ
五六島を回る連絡船ごとに、咽を枯らして呼んだけど答えない 私の兄弟よ
帰って来い、釜山港へ、愛しい私の兄弟よ
2.行きたい、声がかれるまで叫んだこの街は
なつかしくてさまよった、長い長い日の夢だったさ
いつも言葉ないあの波達も、ぶつかって悲しんで行く道をふさいださ
帰ってきた、釜山港へ、愛しい私の兄弟よ