昨年のLogブックを開くと、7月7日から散発的に不調が始まっていた。遂に、7月23日からこのパソコンを「夏休み」にした。そして、「夏休み」を終了し再び平常的に使用開始したのは10月8日と記録している。
(機能試験で正常な動作を確認できたのは9月後半だったと記憶しているのだが、何日かを記録し忘れていた。・・・少なくとも9月末頃には正常に使用出来たと思っている。)
今年も、まもなく暑い夏が来る。暑くなると決まって、このノートパソコンは、
1)起動時にNECロゴが表示されると「beep音」が始まり、その音を無理やり消すとその後、
2)Windowsが起動する。しかし、マウス・ポインターが暴走を始める。
暴走の説明は難しいのですが、マウスの↑型のポインが、画面上を左から右に上から下に物凄いスピードで走り廻るのです。
メニューボタンが連打されている状態になり、電源キーを押して画面表示をOFFの状態にする以外、全ての操作ができなくなります。
これでは指示や命令をパソコンに伝えることができず、使用不能になります。
それで仕方がないので、ここ数年は、このパソコンには「夏休み」をもうけ、暑い期間中は使用しないことにしていました。
先日、定期的にメールで送られてくるNECからのパソコン情報に耳寄りなことが書いてありました。それは「熱暴走」の記事だったのです。それでインターネットで調べると、下記の参考のようなサイトが有りました。これによると、どうも小生の不具合も間違いなく熱暴走だと思われます。
ノートパソコンでは、カバーを外して内部を掃除することが小生にはできません。それ故、写真のようなパソコン台をダンボール箱とベニヤ板と木片で作り、少しでも空気の流通を良くすると共に、ゴミが冷却空気と共に内部に侵入し、これ以上内部にゴミが溜まらないようにしました。
果たして、今年はどんな挙動を示すでしょうか?
参考;熱暴走に関するサイトと症状;
http://www.sakura-pc.jp/pc/contents/trouble/heat.html
熱暴走の症状;
CPUの発熱が高くなると、故障を防ぐために動作が停止します。停止しなくても処理がエラーとなることで再起動が発生することがあります。
メモリーではデータの値が壊れることで、ファイルが壊れることがあります。メモリエラーで再起動になることがあります。
グラフィックボードでは発熱が高くなると画面表示が崩れていきます。停止や再起動にならない場合が多く、そのまま使うと故障することになります。
マザーボード上のチップセット等の発熱が高くなると、エラーが頻発したり再起動を繰り返しやすくなります。液体のコンデンサーの場合は、先端が膨らみ中の液体が漏れてくることがあります。膨らんでしまったコンデンサーがあれば寿命です。固体コンデンサーは熱に強くなっています。
HDDの発熱が高くなると金属の膨張によりディスクに傷を付けて故障させることや、金属疲労で動作に異常が生じるようになります。
デフラグで寿命が縮むというのも、連続した負荷の高いアクセスでの発熱増大が理由です。デフラグをしないことで通常のアクセスの負荷が高く発熱が高まりやすい状態では同じことです。