12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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玉野市の公共交通改善

2012年06月11日 00時53分28秒 | ボヤキ

7月1日から、従来のシーバスを改善して、シーバス+オンデマンド・タクシーの構成にするという。

市の広報でその概要が報じられたが、もう少し詳しく知りたいと思い、次の、資料1_玉野市地域公共交通計画案(PDF形式:3,410KB)を開いてみた。

 http://www.city.tamano.okayama.jp/webapps/open_imgs/service/0000001123_0000021953.pdf

 

小生の住んでいる和田地区からは、オンデマンド・タクシーのみの利用地域となっている。それ故、このタクシーを利用して何処かの拠点でシーバスに乗り換えたり、両備バスという通常の路線バスに乗り換えるのが、基本的な利用法のように見える。 

しかし、もうひとつよく判らないので、和田市民センターで27日に開催される老人学級の説明会に出席する予定である。

 

年々歳々歳相応に体が弱ってきている、このシステムが身体不自由な高齢者世代への強い味方になってくれることを切に希望するものである。

 

追記=年寄りの嫌味;

今回参照した資料1は膨大な資料である。大変な労作だと感じた。

しかしである、以前シーバスを導入した時点でも、おそらく今回の資料1のようなもっともらしい資料が作られて、シーバス制度が発足したのだろうと思っている。

このような見かけだけ立派なレポートの目論見は見事ハズレ、シーバス施行後その効果は悲惨な結果になっている。

(このような制度を立案した人達、及び、それを審議した人達、そして、実際の運営にあたった人達等、お役人や議員さんやその他の関係者達の反省や責任は、いったいどうなっているのだろうか。・・・税金泥棒ではないのですか?)

 

今回も、見栄えのする報告書という紙切れを作りに注力するあまり、魂の入っていない制度を作っていないのだろうかと、一抹の不安を抱いているのである。

単なる机上のデータの整理ばかりの空理空論に見え、実際に制度運営の事前実験・検証が全くなされていないと思えるのである。(・・・この種の報告書が、責任回避のために作られているようなことはないのだろうか・・・?)

 

国や県の場合でもそうだが、ご立派な報告書ばかりが目立ち、実施後の成果はサッパリというものが結構ある。綺麗で見栄えのする報告書を作ることが目的になっているような気がしてならない。・・・紙くずはいらないのである。

 

今回この委員会に参加された委員さん達が、自分の体や足でこの制度を実際に実験したのであろうかと疑っている。単なる机上の検討だけで、見栄えの良い報告書をでっち上げているような気がしてならないのである。

(市民に一年間の試行を負担させるのであるならば、事前に委員達でシュミレーション実験を実際に実行してから制度を作って欲しいと思うのである。)

 

高齢者の頼みの綱である。見てくれに金をかけるのでなく、実効性のある制度を確立してもらいたいものである。・・・二度と同じような失敗はゴメンである。