12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

国際市場

2012年06月23日 01時41分49秒 | 

 

チャガルチ市場の北隣が、国際市場である。庶民向けの廉価な品物を買いたければこの市場に来る。

 

今回のツアーの場合には、アリラン通りの中程で1時間の買い物タイムとなった。

「それー!」とばかり、ツアー参加者のほとんどが、 蜘蛛の子を散らすように見事に姿が見えなくなった。80代半ばのご夫婦1組と70の小生の合計3名は、完全に取り残されてしまった。

 

周りを見回すと漢字で書いた喫茶店の看板があったので、「取り残され組」で喫茶店に入りましょうとこのご夫婦を誘った。(このご夫婦は、予めガイドさんにちゃんとお勧めの喫茶店を聞いていたのである。それがこお喫茶店だった。)

 

この店は、メガネ屋さんの2階で営業している。狭い階段を登ると結構良い雰囲気の喫茶店があった。 

日本語がほとんど出来ない店員さんだったが、日本語メニューがあったので助かった。

11万ウオンの「朝鮮人参5年根の生ジュース(5年根に値打ちがある言う)+ 蜂蜜 + 牛乳のスペシャルジュース」を奨めてくれた。なんだか元気が出そうなので、少し苦いのを我慢ながら、時間つぶしも兼ねてゆっくり飲んだ。

 

その内に、日本語の堪能な若い女性店主(11年東京にいたという三十代半ば)が帰ってきた、さらに続いて日本人ガイドと韓国人の現地ガイドが喫茶店に一服しに来た。 

この「茶楽停」という店は、国際市場で買い物に疲れたら一服するときにお薦めの喫茶店である。

 

というわけで、小生は国際市場は素通りしジュースを一杯飲んだだけである。仕方が無いので、またまた「プサンナビ」に登場頂くことにした。 

http://www.pusannavi.com/shop/2132/ 

アンニョンハセヨ、プサンナビです。観光で欠かせないショッピングスポットの一つとして挙げられる国際市場です。 

皆さんはどの辺が国際市場だと思っていますか?一般的に国際市場として観光客などに認識されている場所は、本当の国際市場よりももっと大きく、広い範囲なんです。 

実は、本当の国際市場、つまり正真正銘の国際市場は全部で12個の2階建ての建物から成っている場所のことを言うんですよ!ご存知でしたか?

 

あのカバンやメガネ屋さんがたくさんある通りで知られるアリラン通りのお隣がその本当の国際市場。ということで、本当の真の国際市場にスポットライトを当て、詳しく見ていこうと思います。

 

国際市場の歴史

国際市場がその姿を現したのは1945年の韓国独立の時だと言われています。その当時、この地に居た日本人が立ち去る際に戦時統制物資を売り始め、その当時はただの空き地であった場所に自然発生的に常設市場が生まれたんだそうです。

 

その後、1950年の朝鮮戦争以後、北部からの避難民が商売を始め、市場としての形が形成され、大きくなったと言われています。その当時は、アメリカ軍の軍用物資を横流ししたものや釜山港を通して密輸したものなども売られる闇市的な存在でもあったとか。

 

今では約650軒の業者が入り、寝具、厨房用品をはじめとした生活用品、韓国伝統衣装、カバン、メガネなど様々なものが安く買える、釜山で一番名の知れた市場です。しかし、さすがに老朽化し、最近では国際市場現代化計画も持ち上がっていますが、まだ実現はされていません。