韓国の国の花「ムクゲ」である。咲き始めであるから大輪であるが、秋になると木も疲れてくるようで、次第に花が小さくなる。
7月16日の土曜日で2か月がくる。6回目の講義が終了する。あと残り4回である。ひと月前に次のように書いた。
「これまでの勉強の成果は、Gyaoの韓国ドラマ「善徳女王」に時々登場するハングル語の短文を、その場面を一時停止し、たどたどしくカタカナ読みをして悦に入るという効果が出てきた。ただし、意味はほとんど判らないが・・・。
(どの程度のことかというと、例えば、英語を意味も分からずローマ字読みにできる程度。すなわち、棒読み状態で全く相手に伝わらないという欠陥がある状態。また当然ヒアリングも全くできない状態である。)
「お前のような高齢者が手慰みなどで上達するものか」と「あざけり」の声が聞こえてくるような気がして、居心地の悪い毎日が続いている。」
このような1月前と変わったかといえば、大した変化はない。まさに横ばい状態でさしたる進化がある訳ではない。
ただ、紙と鉛筆中心だった勉強道具に変化が出てきた。写真をご覧いただくと、左から電子辞書・ICレコーダ・参考書そして一番大きな本が講座のテキストである。
1. 電子辞書(本来は俳句用)には、旅行の時用の短い7ヶ国語の会話が、日本語・英語・韓国語など、それぞれの言語での音声付きで数百例ある。これが韓国国内では、話すときには威力を発揮するだろうと楽しみにしている。(ヒアリングが問題だが)・・・この効能を早く試したいと思っている。
2. ICレコーダー(ビデオ用機材で、現地録音・BGMとナレーション用)には、テキスト付属のCDの中身をパソコン経由でCOPYしている。毎日の勉強はこれが強力なヒアリング用補助器具である。その上、このICレコーダには、図書館で借りてきた会話文例のCDもCOPYしてある。電子辞書の数倍の文例が音声で記録されている。しかし、このICレコーダの弱点は、電子辞書と異なり知りたい部分を直ぐに検索出来ないのが弱点である。・・・パソコンで分割加工して、検索が容易なように編集する必要がある。
3. パソコンには、ICレコーダに送り込むためのテキストのCDや図書館で借りてきた会話文例に付属しているCDもCOPYしてある。
韓国で必要な文例が素早く検索し取り出せるように、パソコンで何らかの加工をしようと考えているのだが、まだ方法を見出していない。
加えてパソコンはGoogle 翻訳を利用しての、辞書替わりや翻訳機として、さらに文字を音声に変換出来るため、発音練習機・ヒアリング練習機などと幅広く活躍している。
4. 小さい赤い本が2円で購入した、ハングルの読み方についての参考書である。当然ながら、同じような内容が、講座のテキストにもあるのだが、表現がより素人分かりするので、重宝している。・・・この本を早く卒業できたら、立派だと思っている。(また、キーボードによるハングルの入力方法が書いてあるのも有り難い。)
5. 最後が、講座で使用している初級のテキストである。現在60/199ページ付近を習っているので、後期も続けないと一通り済みそうにない。あるいは、今後数年間習うことになるかもしれない。
元来弱い記憶力の上に高齢化が拍車をかけ、覚えることでは非常な努力を要する。反面忘れることは、一陣の風邪に舞う落ち葉の如き状態である。
それ故、ありとあらゆる利用可能な道具を動員して、涙ぐましい努力をしていると書きたいのであるが、集中して勉強する時間を増やさなくてはと自分でも分かっているのである。
追記;
15日は、劇団民芸の芝居見物の日である。この為、ここ数日は、前倒しして勉強を急いだ、その関係で、炊飯はしたつもり、メニューは炊き込みご飯と肉料理とちぐはぐとなった。一つのことに気が行くと、他のことが留守になり始めた。コアmったことである。