きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「夜会の軌跡 1998-2002」

2003年12月06日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー
 映像で出ている「夜会」の総集編プラスアルファのような内容でした。私は2~4までしか映像は見ていないので、他の作品はこうなっとるんか、と楽しゅうございましたが、全部持っている人はどうなんでございましょうか。まだ映像になっていない「1」とか「冬の庭」の映像が入っているからOKなんでしょうか?かくいう私も「冬の庭」目当てで買いました。こういうふうに撮ってあるってことは、いずれ商品化されるってことよね?希望は繋いでいいのよね?
 自慢ではありませんが、私、夜会は全部ナマで見ておりまして。映像で反復している2~4以外は久ぶりに見て、いろいろ思い出しましたわ。「1」はコンサートに近かったんだよね。赤いドレス着て「12月」を歌って飛び降りた(ように見えた)時はビビりました。その後が「2隻の舟」だったんだよね。太って見えるドレスだったなあ。「2」は既存の歌を使って、失恋して失望して希望を持って新しい恋をして、どうしようもない男と一緒に街を出るって話をつくりあげてたな。「3」は「邯鄲」。「I love him 返される愛はなくても」と歌われて、「まだ、あそこまで開き直っちゃダメだよね」と終演後友人と語り合ったっけ。「4」はナマで見たときよりはビデオで見たときの方が話がわかった。心を閉ざした人に「出ておいで」って語りかける話。「5」は、私はダメだったなあ。みゆきの演技がダメだったのでちょいと封印しています。「6」は新曲多用で話も練れていて作品としてのデキはいいと思いますが、困っているときは愛より金じゃん?という私の気持ちには一致せず。「7」「9」は殆ど新曲で構成。「9」の方が再演だし助演も増えたのでわかりやすかった。でも外国で困ったらまず大使館行けよ!とつっこまずにはいられない。「8」はモトはエレーンかな。HIVについて誤解があるようで内容は嫌いだけど曲は好き。「10」は最後の桜が印象深い。群像劇になりすぎて散漫な印象はある。そして「11」「12」。みゆきが助演にまわったので非常に見やすかった。ネタも詞(詩)も好き。谷山さんも香坂さん、どちらもいいなあ。映像として出すなら両方出して欲しいなあ。「六花」はやっぱ泣けます。
 と、振り返るには良いDVDでした。次回「13」も行きます。もう15年か。早いですよね。こんなに続くとは思わなかったな~。
コメント
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