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【レバレッジ・リーディング】読書は投資
ビジネス書は、とにかく多読することに価値がある。
なぜなら、読書は、投資だから。
本書の結論は、これに尽きる。
投資をするには、投資対象に関する情報を集める。その分野や関連企業に関する情報を収集する。必要な情報を拾い集めて、活用して、投資する。読書も同じで、必要な情報を拾い集めて、活用する。「これだ!」と思った知識や情報は、実践にまで結びつけるということだ。
ただし、画期的な方法が紹介されているわけではない。
しかし、多くの人は、読書の方法を工夫することなく、漫然と本を読んでいる気がする。
「非効率」な読書を考え直したり、改善するきっかけを与えてくれる本といえる。
私が参考になったのは、「レバレッジメモ」の作成方法。
読書で得た知識・情報を、活用するためのメモの作り方だ。
メモをつくり、持ち歩く。暗記するくらいまで、自分のものとする。
メモがたまったらテーマごとに分類する。
そういうところまで実践して、読書がその人の資産になるということらしい。
中途半端では、駄目。本を読むのも、貪欲に、徹底的に、といわれている気がした。
私の場合、関心したり、感動した言葉はメモをしている。
しかし、私のメモは五月雨的なもので、特に整理してはいない。
自分の関心の高い分野は、もっと多読をしてみよう。
そして、そこから得た知識・情報を私なりに活用してみたい。