ゆるっと読書

気ままな読書感想文

【働くためのコミュニケーション力】「ない」より 「ある」で 通じ合う。「ない」より 「ある」で行動する

2015-07-31 01:22:14 | Weblog


「ない」より「ある」で通じ合う

誤解が生じた時、

「やってない」「言っていない」と言っても、

「ない」ことを証明するのは難しい。

「ない」ものには、根拠や論拠も「ない」からです。

それよりも、「ある」もの。

自分が日頃、心から思っていることを伝えるほうが、

説得力がある。

なにしろ「ある」ものだから、実感がこもるし、

事実や根拠も出せるわけだ。

山田ズーニーさんの著書「働くためのコミュニケーション力」

の中で、「誤解をとく」方法として、紹介されていたものの一節です。

職場に限らず、家族や、友人の間でも、

「なかなか伝わらない」「分かってもらえない」など

「ない」が発生すること、ありますね。

「どうして、分かってくれないのだろう?」と感情的になったり、
ストレスがたまることもあるように思います。

でも、

「ない」ものを「ある」に変えることは難しい。

「ない」ものは、「ない」のだから、いったん横においておき

互いの間に「ある」ものを探してみるといいのかもしれません。

「こういうところは、伝わっている」「理解しあえている」

「大切に思っていることは、共感できる」などなど、

「ある」に焦点をあてて話をしていくと、通じ合うことが出てきそうです。

他人とのコミュニケーションだけでなく、

個人のレベルでも、「ない」より「ある」に焦点をあてることは大切。

才能が「ない」から。

私には、どうせ魅力が「ない」から。

景気がよく「ない」から。

今は、その時期じゃ「ない」から。

探していくと「ない」に該当することは、たくさん出てきます。

でも、本当に「ない」のか?

考えてみると、具体的な根拠はなかったりする。

挑戦する気持ちは「ある」

今日は、これが「できる」

明日は、これを頑張ることが「できる」

努力を続けることが「できる」

「ある」ものを挙げていくと、

自分がとるべき行動がはっきりみえてくる気がします。

「ない」より「ある」で、他人と通じ合う。

「ない」より「ある」で、自分自身で行動する。

今日も元気に♪

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【僕の命は言葉とともにある】生きる意味は、自分の中にある

2015-07-24 02:21:03 | Weblog


生きる意味は、自分の中にあるものです。

生きる意味を、自分の味方にするか、敵にするかは自分次第です。

自分の中にある生きる意味という「宝」を

見つけ出せるか、出せないか。

気づくか気づかないか、

そこが人生の豊かさを左右する分かれ目なのだと思います。

生きる意味に気づける人は、

自分の弱さをとことん知っている人ではないかと思います。

自分が弱くて、醜い存在であるということをとことん見抜き、

とことん経験する。

そうすると、自分はいかにちっぽけな存在で、

つまらなくて

くだらないものかとわかってくるのです。

生きるつらさ、苦しさ、むなしさ自体にも意味があり、

それがひいては、生きる意味につながっていくのだと自身に言い聞かせる

ことが大切なのだろうと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
目が見えない。耳も聞こえない。盲ろう者の福島智さんが、
著書「ぼくの命は言葉とともにある」に書かれていた一節です。

福島さんは、とても気持ちの切り替えが早い性格だそうですが、
それでも苦悩は多いといいます。

苦悩はあるけれど、その苦悩にも意味があり、
生きる意味につながっていると考えているそうです。

苦悩の中にも、意味を見出すことができるのは、

自分の弱さを知っているからで、

意味を見つけることで、強さを手に入れているのかもしれません。

自分の命に意味を持つ自由は、誰にでも与えられている。

生きる意味は、自分の中にある。

探してみたいと思います。

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【強運を味方につける49の言葉】他人と、過去のとらえ方を変える

2015-07-17 08:03:30 | Weblog




他人と、過去は、変えられないけれど、

他人や過去に対する、自分のとらえ方は、変えることができる。

本田健さんの本「強運を味方につける49の言葉」に、

上記のような内容が書かれてありました(一部改変)。

人間関係でうまくいかないこと

辛いこと、

悲しいできごとについて、

「気にしないようにしよう」と思っても、気にしてしまうものですね。

でも、事実は、変えられないし、他人を変えることは難しい。

ならば、自分が変わるしかない。

自分のとらえ方を変えてみると、視界が開けるように思います。

同じ出来事について

「あの体験があったから、自分はいまだに自信がもてない」
と、とらえるか

「あの体験があったから、自分は強く生きることができる」
と、とらえるか。

気が合わない人に対して

「あの人がいると、物事がうまく進まない」と、とらえるか。

「あの人がいるから、うまく進まない場合の対処方法を考えることができる」と、
とらえるか。

場合によっては、とらえ方を変えるのが難しかったりしますが、
それも、時間が、解決してくれるように思います。
すぐにできなくても、心がけが大事かもしれません。

明日の自分、未来の自分が、より幸せな自分になれるように、
自分のとらえ方を選んでいきたいですね。

「強運を味方にする49の言葉」
(本田健・著)
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【負けない力】プラスと、マイナスと、ゼロ

2015-07-13 08:16:41 | Weblog




人は、成功したり、失敗したりを繰りかえして なんとかなる

橋本治さんの著書「負けない力」(大和書房)に
こんなことが、書かれていました。

橋本さんは、「知性」をテーマに書籍の執筆を依頼されたとき、

知性=負けない力 だと考えたそうです。

それが、この本のタイトルになっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人は、自分の失敗を埋めることによって、

成功へとたどりつきます。

成功というものは、人をほっとさせ、癒してくれます。

でも、同時に、成功ばかり続けていると、人はだめになります。

だから、成功状態を続けたいのなら、

時々はそこに失敗を挟むことです。

成功は、失敗を自力で埋めることによって

もたらされるわけですから、

答えのないところを自分で埋めるようにするのが

一番なのです。

「負けないように、負けないように、勝たなきゃいけない」

と思って、てっとり早く、役に立ちそうな情報ばかりを求めて、

その結果、自分の中の「考える力」を弱体化させてしまう。

柔らかいものばかり食べていると、顎の力が弱くなって、

消化器官にもよくない影響がでる。

そんなことだって、あるかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
プラスばかりでもだめ、マイナスばかりでもだめ、

プラスとマイナスで、ゼロ。

くらいが、ちょうどよい。

マイナスと思われることにぶつかったとき、

思い返すとよいのかもしれません。

⇒「負けない力」(橋本治・著、大和書房)
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【道をひらく】一流になるための学び

2015-07-08 08:15:19 | Weblog



「一流になるための・・・」

「ビジネスエリートが実践している・・・」

そんなタイトルをつけた本が売れているそうです。

一流の方、優れた方が、実践している方法やノウハウを学び、真似をして近づきたい。

そう思う人が、多いのかもしれません。

松下幸之助さんは、著書「道をひらく」の中で

「学ぶ心」というテーマで次のように書いています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分ひとりの頭で考え、

自分ひとりの知恵で生み出したと思っていても、

本当はすべてこれ、他の人から教わったものである。

幼児は親から

後輩は先輩から

そうした今までの数多くの学びの上にたってこその

自分の考えなのである。

よき考え、よき知恵を生み出す人は、

同時に必ず、よき学びの人であるといえよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分の考えと思っていても、実は、他人から学んだものであるということ。

どこか傲慢になりがちな

自分自身に対する「戒め」のように思います。

そして、松下さんの著書には、学ぶうえで、もう一つ、

心にとめておきたい一節がありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ものを覚えることは、まねることから始まる。

子どもの歩みをみていても、よくわかる。

しかし、ウリのつるにナスはならない。

柿の種をまけば、柿がなり、梅の木には、梅の花が咲く。

人もまた、みなちがう

人それぞれに、

人それぞれの特質があるのである。

大事なことは、自分のその特質を、はっきり自覚認識していることである。

その自主性がほしい

まねることは、その上に立ってのことである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学ぶことは、まねることと重なりますが、

なんでも、かんでも、まねをすればいいのとは違う。

自分の特質を認識したうえで、まねる。学ぶ。

なるほど。と思います。

でも、自分の特質を自覚認識することが、難しいんですよね・・・。

だから、日々、修行なのだと思います。



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