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スポーツ・インテリジェンス―オリンピックの勝敗は情報戦で決まる (NHK出版新書 415) |
クリエーター情報なし | |
NHK出版 |
個人が力を発揮するには、 それを支援してくれる人との出会いや、 環境に恵まれることが大切。
引き続き、「スポーツ・インテリジェンス」のお話です。
イギリスの「ミッション2012」。
これは、オリンピックでメダルを獲得するためのプロジェクトで 2006年からスタートしたそうです。
イギリスが重視したのは、 ・オリンピックで成功するには、各競技団体が高い組織能力をもち、世界標準の組織になること。
・国や統括組織は、競技団体自身による組織能力の改善を推進するとともに、 それを支援するだけのリーダーシップを発揮しなければいけないということ。
つまり、競技団体の組織力を高めることに取り組みました。
組織は30の評価項目で分析されているのですが、項目の中には「戦略立案」 「リーダーシップ」「マネジメント体制」「コーチング」
・・・などなどが入っています。
民間企業、ビジネスの戦いと同じですね。
オリンピックは、もはや 「個人の戦い」にとどまらず、国の「総合力の戦い」とのこと。
2020年の東京大会が決定したことにより、 日本も「総合力」アップを目指すことになりそうです。
さて、パラリンピックは、どうかしら…?
気になるところです。