ゆるっと読書

気ままな読書感想文

【すべては「前向き質問」でうまくいく】良い・悪い、正しい・正しくない、どちらでもなくて

2015-09-17 00:49:33 | Weblog
良い? 悪い?

正しい? 正しくない?

二者択一の選択肢で考える方法は、

ハッキリしていてわかりやすいけれど、

少し、行き詰まってしまう気がします。

今の状態が、良かったとしても、悪かったとしても、

それはそれとして、心の中に置いておく。

良くても、悪くても、

その次に考えるべきことは、同じかもしれません。

結局、私は、どんな状態になりたいのか?

それを実現するために、どんなことができるのか?

「どんなふうになりたい?」

「どんなことができる?」は、

二者択一の質問とは異なり、思考に広がりができる質問。

視野をぐぐ~っと広げて、

自分が求めている方向へ進みたいですね。

→読んでみたい方は、下記の画像をクリック


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【コトノネ】「生ききる決心がつく」

2015-09-02 08:15:18 | Weblog
「生ききる決心」

季刊誌「コトノネ」Vol.15 http://kotonone.jp/

を読んでいて、何度か、涙がこぼれそうになりました。

悲しいのではなく、感動というのとも、少し違う。

この気持ちは、何だろう?

自分で、自分に、うまく説明ができないまま、

読み進めていくうちに、ぶつかった言葉がありました。

「僕は、自閉症という障害を受け入れたのではなく、

僕のいいところ、悪いところを含めて、

生ききる決心がついたのだと思います」

会話のできない重度の自閉症で、

パソコンや文字盤を使ってコミュニケーションをしている

作家の東田直樹さんの言葉です。

「コトノネ」Vol.15の特集で取り上げられている木更津の
井戸端介護のこと、地域作業所hanaのこと、

それから、東田直樹さんと「コトノネ」編集長・里美さんの対談、

そのほかの記事も重なるところがあるのですが、

誌面に登場する障害のある人、認知症のある人、

ケアや支援をする人、ただそこに居るだけの人、

一人ひとり、それぞれの場所で、さまざまな出来事があり、

ギリギリな感じもあったりする中で

「生きているぞ!」という感じが伝わってきます。

「生きている」という存在感が、ずしっと響いてきたので、
胸が熱くなり、涙があふれそうになったのだと思います。

「人は、自分を受け入れなければならないと

思い込み過ぎているのではないでしょうか」

「人は、自分から逃れることは、絶対にできないからです」

という東田さんの言葉も、ずしっと響きました。

「生ききる決心」がついている人は、

「生きている」という存在感を、

周囲の人に強く感じさせ、影響を与える人でもあると思います。

私自身は、
「生ききる決心」がついているかな?
 
振り返ると、
まだ、「思い込みすぎ」みたいなところを、
ふらふらしている気もします。
 
 「自分から逃れることはできない」と思うと、
覚悟が決まってくるようにも思います。


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