たった1か月だけのお道具です
大蓋の広口釜
北山杉の磨き丸太の炉縁
雪輪瓦
表は釉薬がかかっています
蓋置
大きくて 平たい
なかに 普通の蓋置が入ります
高さもこんなに低いです
この 珍しい蓋置は吉向さんです
いかにも という色ですね
竹の蓋置は 蓋の裏に張り付いて よく 釜の中に落ちます
後炭手前の焙烙
これに湿し灰や灰さじなど 炭道具一式のせて運びます
初炭は 灰器なし 雪輪瓦の向こうに灰を入れておきます
後炭は雪輪の向こうに炭を組んで入れておきます
どちらも1回しか歩かないということは
きっと 寒いときで 開けっ放しにしないということかもしれませんね
ふつうは 灰器を持って入るまで ず~~と 茶道口が開いていますから
この焙烙は自分で作りましたけれど
普通の粘土で作りましたので かなり重い
最後 残った灰を 炉の中に焙烙をひっくり返して落としておきますけれど
かなり重いので 生徒さんたちは大変です
たぶん こういう大物は 大物土というか 素焼きで軽くなる粘土があるんでしょうね