3月半ばにシリコンバレーで活動をされている方の講演を聞いた際に紹介された本2冊を立て続けに読んでいます。
クラウドコンピューティングに関する本ですが、「クラウドの衝撃」がクラウドコンピューティングとは何ぞや、いま何が起こっているか、これからどんなことが起こりそうかを淡々と描いているのに対し、同じような内容ながら、「クラウド」の方は筆者の考えがかなり出ていて、その分ワクワクさせられます。
クラウドコンピューティングについてもシリコンバレーを震源として、アメリカの企業主導で進められているようですが、タイムラグなく日本にいる私たちもその恩恵を受けられています。
それにしてもITやネットワークを巡る技術の進歩は、とても早くて且つ素人には予想もつかない方向に向かっていて、SF映画で見た端末を使わず音声でコンピュータに命令をして欲しいものを手に入れる状況や三次元で等身大の映像の再現などが、案外近いうちに実現するのではないかと思ったりしています。