本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

湯布院に行きました・・お宿「開花亭」

2011-12-25 10:37:11 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感

天皇誕生日23日とクリスマスイブ24日を使って、湯布院に行ってきました。

九州に住んでいる私の感覚では、湯布院はあまりにも有名になり過ぎ、どこか遠い存在になったような気がしています。
観光地にありがちなお店も増えて、遠い昔の鄙びた雰囲気もなくなったというのが、前回数年前に訪れた時の印象でした。

でも、一時期のブームが去って、その後どのような風情になっているだろうかと、今回の訪問にちょっと期待がありました。

今回は雪が心配だったので、「ゆふいんの森」号でゆっくり出かけてきました。

電車からどっと人が降りて、家族連れや若いカップルの姿が多く、ついたとたんに観光地らしい雰囲気を感じたのですが、通りはいくぶん人が少なく、ゆっくりと歩けました。
地元の方に聞くと「今日(23日)は、少ないですね」と言われてまして、特別だったのかなと思いますが、ゆっくりしたい私にはとても有難かったです。

何回か来たところですから、特に積極的に見て回る場所もなく(もちろんどこにでもある土産物店には関心なく)、雪でうっすら白くなった由布岳を撮影しつつ、美術館に寄ったり、金鱗湖を眺めたり・・
車で来ていなかったので、ひたすら歩き。お昼ご飯を食べてから、宿に着くまで、約3時間ぶらぶらと歩きました。
人を避けて脇道に入り、ほとんど人のいない田舎道を一面拡がる田んぼを見ながら、てくてく歩きました。

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訪れる人の少ない美術館で、館内を一人占め、金鱗湖では人の流れを見送りつつ、ぼんやりと湖面を眺めて

お宿は「開花亭」というところを夫が選んでおりまして、何の下調べもなく、到着

湯布院「開花亭」ホームページ

とても大きな木材を使って建てられた離れ、各部屋の内風呂と露天風呂は、贅沢ですが、最近はどこでもよくあるもの。
(贅沢を贅沢と感じられないのは寂しいですね・・)
各旅館がなにかしら新しいサービスを提供されている中で、お部屋の中は最小限のアメニティ。
ちょっと物足りなさを感じましたが、どこに行ってもテッシュが置いてあったり、化粧水や乳液があったりするのって、なければなくてもいいのかな・・

お部屋が2部屋あるので、到着した時にお布団は既に準備されていて、手間を省いているのかなとも思いましたが、旅館の方の出入りがないのも、のんびり過ごせていいかな。

写真はホームページにいっぱい載っているんですが、いちおう私の写真も・・

いろいろ書いていますが、食事がとっても良かった。生のお魚がとっても新鮮、それぞれのお料理がとても工夫をされているけれど、素材の味を活かしていて、奇をてらっていない。素人の評価であてにならないと思われるかもしれませんが、久々の感動でした。
温泉旅行ってお風呂はもちろんだけれど、食事も大事だなあって、当たり前の感動をしました。
(これは2011年12月23日の感想です。・・いいなと思ったお店が次に行った時に残念な状態になっていることが多いので、何時感じたことなのかは大事なので一応日付を入れて・・)

あんまり旅行できる機会がないものですから、なかなかリピートできませんが、また行きたいお宿だと思いました。
いつもながら、滞在重視のアクティビティなしの旅行でしたが、リフレッシュさせていただきました。

お庭の手入れも行き届いていました。

寒い朝でしたので、たまった水に氷が張っていました。

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コメント
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