今日は贅沢な時間を過ごさせていただきました。
三連休の最終日。家族は仕事があって、自分一人で家にいました。
週末の家事は、昨日までにだいたい終えて、今日はまったくフリー。
朝、ぼんやりとテレビを見ていたら、NHKでプロフェッショナル仕事の流儀の「高倉健」さん再放送が始まりました。
特に高倉健さんのファンでもありませんし、邦画はあまり見ないので、健さんの映画はずっと昔に見た古い映画の記憶しかありません。
しかし、この番組の高倉健さん、とっても素敵でした。
「生き方が芝居に出る」
俳優と言う仕事がなんなのか、50年以上俳優をやっていても分からないと言われる。
そして、これまでの経験で、俳優の生き方が芝居に出ると。
だから、体をストイックに管理し、感性を磨く。
プロってこういうものなんだなあと脱帽。
まったく比較にはならないけれど、少しなりともプロの仕事をしたいなら、生活すべてを管理して、もっと勉強して・・
自分のことは棚に上げて、外的要因ばかりに文句を言っていた自分がとっても恥ずかしくなる番組でした。
それから、元キャビンアデンダントの美月あきこ氏が書いた「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」を読みました。
簡単に言ってしまえば、ファーストクラスに乗る人がエコノミーやビジネスに乗る人とは違うところ、普通のビジネスマンにもヒントになることを書いた本ですが、ファーストクラスのお客様の話よりもその方々に接するキャビンアテンダントのプロとしての仕事、ファーストクラスの方に接し、本まで書けるくらいその方々から学ぼうとされている姿勢、そちらの方にすごいなと感じました。
この方もプロですね。
そして出口治明氏の「本の「使い方」一万冊を血肉にした方法」。
文句なく面白い。
出口氏が本について書いたものは割と読んでいるんですが、読むたびにこれだけ本が読めたらいいなと羨望の想い。
たくさんの本が紹介されていて、読んでみたいと思うのですが、読書を通じて体系的に知識を蓄積されているから、おもしろいと感じる本も多いだろうと思います。
読む端から内容を忘れてしまうし、ぼちぼち読んでるそれなりの本好きには、本の中のリストはあまり参考にならないかなと思いつつ、それでも本を無性に読みたくなる本でした。
ということで、本日は一日中、家の中でしたが、とっても充実していました。