11月に入って今年もあと2か月と思っていたら、あっという間に11月が終わろうとしています。
今週はセミナーの開催や人前での事業の説明など、苦手な仕事があって、月曜日が休みだったにも関わらず長い一週間でした。
さて・・・最近読書をする時間がめっきり減ってしまって、がっつり本を読んでいる気がしません。読めないとわかっているので、すぐに読める本ばかりに手を出しています。
今月はいままでに6冊の本を読んで、これでも私にとっては読めたほうです。
その中から、大前研一氏の「クオリティ国家という戦略」、出口治明氏の「本の「使い方」 一万冊を血肉にした方法」、内村鑑三氏の「代表的日本人」の備忘メモを書いておきます。
大前研一氏の「クオリティ国家という戦略」でこの本に書かれていることの多くが実現して欲しいと思いました。特に地方分権は著者と同じように必要だと思います。
でも今のわが国の政権構造だと改革とも言える政策の変更は絶望的に難しいですね。
出口氏の本は、相変わらずの出口氏の圧倒的読書量、それから記憶力のすごさに驚くばかりですが、本を扱った本を読むとそこに上がっている本を読みたくなります。
早速、コンドリーザ・ライス氏の「ライス回顧録」を買ってしまいました。
それから「代表的日本人」。
ここに上がっているは5人の日本人、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮。
日蓮については、代表的な日本人5人の中に入るのかと私は疑問がありますが、著者の内村鑑三が熱心なキリスト教徒ですから、5人のうちの一人に宗教家も上げたかったのかなと思います。
それぞれの人物描写はそれぞれがあまりに完璧に、かつ単純に描かれていて、日本人の私はそうかなと思うのですが、これは元々西欧社会に日本を紹介するために英語で書かれたものですから、まず日本人を知ってもらうためにはこんな内容になるのかと思うところです。
後の3冊についてはここでメモは残しませんが、今月はずいぶんバラバラにそれぞれ関連のない本を読んでいます。