本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

限界集落で考えること

2008-03-08 19:42:49 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感

朝テレビを見ていたら、限界集落の話をしていた。忙しかったので、ちらっと見てテレビの前を離れたのだが、限界集落をどうするかは非常に難しい問題だと思う。

山奥は不便だし、仕事もないから若い人は都会に出ていき、地域の人口が減る。そうするとある程度の人間が居てこそできることができなくなる。たとえば高齢者宅の雪かきとか道路の清掃とか。行政も財政悪化でサービスの提供ができなくなる。

実情を知らない自分は、単純に「地域が維持できなくなるなら、移住してもらうしかないのではないか」と思う。「それぞれの事情はあるだろうが、お金がなければどうしようもないのではないか。」とも思う。

誰でも生まれ育ったところは大切だけれど、ダムや道路の建設のため、住み慣れた土地を離れる人だってたくさんいる。

それでもやはり集落は残すべきなのか。何のために残すのか。

ちゃんと調べて、勉強しなさいと言われそうだけれど、みんなが普通にちゃんと考えなければいけない問題だと思う。

最近のマスメディアは、「限界集落がなくなる→大変だ→地方が疲弊している」的な単純な報道が多いように感じる。

そうではなくて(専門家ではない)普通の人が自分の問題として考えられる材料・データをもっと提供してほしいと思ったりしている。

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