本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「ワークライフバランス個人が自ら考えてこそ」日経ビジネス2010.9.20、有訓無訓

2010-10-02 11:21:44 | 本・雑誌、読書
もう10月4日号が出ていますが、9月20日号の日経最終ページにJXホールディング会長、西尾進路氏のこの記事を見つけました。

グループ内のJX日鉱日石エネルギーで「さよなら残業~Action8」という運動を始めていて

・午後8時までしか残業しない「20時ルールの徹底運動」
・「日曜出勤の禁止運動」
・「マイナス30分」運動など、

8項目を決めて、ワークライフバランスの充実に努めておられるそうです。

しかし西尾氏は、「ただ一方で、私はこんなことも考えています。・・・」と続けます。

「会社のルールで決めたワークライフバランスが、すべての人に適したものなのか、・・」

価値観が多様化しているから、

平日は残業して、休日しっかり休みたいとか
平日は早く帰って家庭で過ごしたいとか

さまざまだから

「社内ルールは最低限のものだとしても、ワークライフバランスを本当に定着させるためには、そこに個人の自由度があるべきだと思うのです。」と言われます。

社内ルールは最低限だから、それを基に自分はどのようにワークとワイフをバランスしていくのか?

まず十分考えて決めないといけないし、一度決めても生活スタイルは年齢とともに変わっていきます。

仕事と家庭をどうバランスしていくか。常に考え続けてその時々の解を見つけていくべきかなっと思います。

それにしても個人にとってはワークライフバランスは差し迫った課題なのに

企業側はワークライフバランスなんて雲の上。

せめて労働基準法は守ってくださいよっていうところばかり。

耐えきれなくて短時間労働を選んでしまうと後悔することになります。
いつまで辛抱できるかなんて考えていたら、いい仕事なんてできるはずがない。

回り道みたいに見えるけれど、雇用者がきちんと働ける環境を整えることが、経済成長につながると思うんですけど・・

う~ん・・月並みな発想ですね・・

何はともあれ・・

雇用者を大切にすることが会社の成長につながる!ってことを・・・なるべく多くの社長さんが気づいてほしいなあ・・

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