最近この手の本ばかり読んでいます。
この本は社会起業家の説明から始まって、若手起業家数名の物語、社会起業家への期待、社会起業家の目指し方など、内容盛りだくさんでその分一つ一つが短くなっています。
日本の社会起業家の先達として2名の方が挙がっていますが、誰もやっていないことを始めて、成功させてきた方の話は、経験をお持ちなだけにあちらこちらに参考になることが書かれています。
このテーマの出版数の多さを考えると社会起業家が多くの方々のあこがれになっているのだなあと実感します。
とても大事な分野で、自分もやりたいことがあるのですが、経営的に成り立つ事例がすくないですから、お金が大事になってくるんだろうと思います。
まあ一般企業でもお金が大事なのは一緒でしょうが・・
お金がうまく稼げないからといって国や地方自治体の補助金だけを頼みの綱にして、結局行政に踊らされ、いいように使われることがないように気をつけなくてはと思います。
それにしても社会起業も東京が中心、支援体制も東京が充実。
本当に社会起業が必要なところは地方だから、地方で社会起業家を育てるしくみを充実させたいですね。