夢七雑録

散歩、旅、紀行文、歴史 雑文 その他

稲荷百社詣その二十

2008-01-26 15:59:39 | 稲荷百社詣

(58)大島稲荷 (江東区大島5)★

 小名木川沿いの稲荷で、この川に芭蕉が舟を浮かべて遊んだときの句碑がある。今では丸八橋の影になってしまい、川面も眺められない。しかし、稲荷としてはいい雰囲気の社である。一応、交通安全を願って参拝。いつか船に乗る機会もあるだろう。

(59)治兵衛稲荷 (江東区北砂3)★

 この稲荷は、新田を開拓した治兵衛に因んで名付けられという。村の鎮守といった雰囲気を残す社である。境内で小休止してから次の稲荷へ。

 (60)亀高神社 (江東区北砂4)
 買い物客で賑う砂町銀座の商店街の裏手にあり、亀高村の鎮守であったと言う。亀高稲荷と称していたが、今は稲荷の雰囲気はない。ひと回り見渡してから、次の稲荷へ。

(61)志演神社 (江東区北砂2)★

 元は深川稲荷と称したが、将軍綱吉が鷹狩でこの地を訪れた際に、民の志を演ること殊勝なりと言ったことから、志演(しのぶ)と名付けられたと言う。後に、尊空稲荷も合祀して現在に至る。社は稲荷としては立派な方だろう。ひとまず参拝して、次の稲荷へ。

(62)砂村仙気稲荷 (江東区南砂3)

 疝気が治る事で知られた稲荷。元の稲荷は移転してしまい、現在のものは町内会によって再建されたものである。この位の大きさの祠の方がお稲荷さんらしくて良い。

コメント