夢七雑録

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大西洋航路

2010-05-29 22:31:21 | 大正時代の絵葉書による海外の旅
 ニューヨークでの仕事を終え、今度はロンドンに向かうことになりますが、大正13年(1924)に、ニューヨークからヨーロッパに向かうには、船で大西洋を横断するしかありませんでした。リバプールで入手したと思われる絵葉書の中に、キュナード・ラインの客船の絵をカラー網版印刷したものが三枚入っていますが、多分、そのどれかに乗船し、大西洋を横断してリバプールに向かったのでしょう。大西洋航路の所要日数ですが、当時の渡航案内には、総トン数5万トンのアキタニヤに水曜に乗船すると火曜に到着すると書かれています。ただ、客船によって、また寄港地によっては、もっと日数を要したらしく、例えば、SCYTHIAの例では、11日を要したようです。

 上の絵葉書は、キュナード・ラインの客船、二代目のALBANIAを描いたものです。この船は1920年に建造されました。

 上の絵葉書は、キュナード・ラインの客船で、英国郵船・SCYTHIAを描いたものです。1921年の建造で、総トン数は2万トンです。

 上の絵葉書は、キュナード・ラインの客船で、英国郵船・ANTONIAを描いたものです。1922年頃の建造で、総トン数は1万4000トンです。 


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