夢七雑録

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板橋区赤塚の梅林

2023-03-11 08:00:40 | 散歩道あれこれ

今回は有楽町線の地下鉄赤塚駅を起点としたが、東上線の下赤塚駅を起点としてもよい。赤塚中央通りを北に向かうと、やがて下り坂。今は緑道になっている前谷津川を渡り急坂を上がれば松月院前の交差点に出る。松月院は江戸時代からよく知られていたらしく、「江戸名所図会」の巻之四にも図入りで取り上げられている。江戸の散歩の達人・嘉陵も来ており、当ブログでも「江戸近郊の旅・嘉陵紀行」の“吹上観音道くさ”の項で取り上げている。

松月院前の交差点から坂を下る。松月院前から東京大仏前の交差点までの道路が開通する以前、この道路の西側も松月院の境内であったらしい。先に進むと、東京大仏の乗蓮寺の入口がある。昭和46年に板橋仲宿から移転してきた寺だが、何度か行っているのでパスし、美術館入口の交差点へ。左に行くと赤塚城址の梅林に出るのだが、今回は先に板橋区立赤塚溜池公園に行く。梅まつりは終わってしまったらしいが、梅林見物だけなら遅くはない。梅を眺めながら園内を散策し、溜池を一回りして小休止。今回は赤塚城址より梅の方に関心があるので、郷土資料館は又の機会ということに。

赤塚城址は都立赤塚公園の城址地区になっている。赤塚溜池公園から急坂を一気に登り切って赤塚公園へ。久しぶりのハイキング気分。多少疲れたが、休んではいられない。赤塚城址の原っぱを突っ切って赤塚公園の梅林に向かう。ここの梅林は、梅畑だったものを農家から譲りうけたものなので、赤塚溜池公園の梅とは一寸ばかり違う。梅林の出口は南東側にあり、ここを左に行くと美術館入口の交差点に出る。今までは、ここから三田線の高島平駅に出ていたのだが、今回は別のルートで成増駅に向かうことにした。

 

 

 

 


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