光が丘駅から東に行き“光が丘東大通り”に出て右折し南に向かう。梅林公園の交差点を渡ると、光が丘の外側に田柄梅林公園がある。元々は梅の実をとるための梅の畑であったものを、練馬区が買い取って昭和55年(1980)に公園として開園したもので、白梅や紅梅が66本植えられているという。
出かけたときは白梅や紅梅は咲き始めのようで、園内はロウバイが目立つ存在になっていた。ロウバイは蠟梅と書くが、梅という文字があってもバラ科サクラ属の梅とは異なりロウバイ科ロウバイ属なので、ロウバイは公園になってから植えられたのかも知れない。
田柄梅林公園から少し北側に戻って、西側の夏の雲公園を通り抜け、高い煙突を目印に北へと向かう。月見大橋を過ぎてふれあいの径を進み、ふたご橋を渡って光が丘公園に入る。水景施設を横目に左に行くと、道は西から北へと向きを変えていく。歩く人と走る人を邪魔しないよう気をつけながら足を早めると梅の花が見えてきた。本数は数えていないが、梅林と呼んでも良いのだろう。この辺りはグランドハイツがあった場所で梅林は無かったと思われるので、梅が植えられたのは昭和48年(1973)に返還された後、昭和56年(1981)に公園として整備された時期から後のことだろう。