世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

初夏のカナディアンロッキー縦断ハイキング~その6

2016年07月08日 | 海外旅行

昨日の猛暑はどこへやら、今日は涼しい1日でした。

昨日はぐったりしておりましたが、今日は比較的元気です。

気温によりこんなにも体調が違うなんて、しみじみ私も老いたのだな~と思います。

<6月19日 第7日目> 

今日は暑い日本の夏をお過ごしの皆さんに、

ちょっぴりヒンヤリするような、すずし~い画像をお届けします。

第7日目はアイスフィールド・パークウェイを今度は南下し、

コロンビア大氷原のアサバスカ氷河上を歩くアイスウォークです。


<ツアーリーダーから頂いた写真をスキャンしました。少し画像が粗くなりましたが、私たちです>

4日目のウィルコックス・メドウハイキングで眺めたあの大氷河です。

現地専門ガイドの案内で”アイスウォーク”。ちょっぴり楽しみ、ちょっぴり不安

大氷原に雪が降り、氷となり、それらが周囲の山々を削る取りながら流れ落ちてくるのが氷河です。

アサバスカ氷河はコロンビア大氷原から流れだす氷河の中で3番目の大きさを誇り、

長さ6キロ、幅1キロと巨大です。

昔はもっともっと広大な氷河でしたが、冬の積雪量よりも夏の溶ける量の方が多く、

年々その姿は小さくなっているそうで、これも地球温暖化のためでしょう。その溶けていくスピードから

ガイドの話では50年先にはこの氷河は消えているかもしれないとのことでした。

え~?そんなに早く?と皆ちょっと驚きました。

そして今でも溶けた氷河の先端から、いろいろな物が見つかるそうです、そう!人骨だって

私たちはこの氷河の上を3時間半歩きましたが、夏のシーズン中は専用のバスと雪上車を乗り継ぎ

氷原、氷河上に降り立つことができる、そんなツアーもあるそうです。


<歩く私たちを悠々追越ていく雪上車>

本格的な雪渓すら歩いたことのない私、さて氷河を歩いた感想は?

勿論アイゼンをつけ、両手にストックをもち、ガイドについて安全なエリアを歩きますが、

思ったより簡単に歩けました。ザラザラとした固い氷の上を歩いている感じです。


<アイゼンをつけて、歩き方を現地ガイドに教えていただいたり、注意事項を聞いたり・・・>

氷は決して純白ではなく、一部青白かったり、グレイだったり。でも美しいです!感動です。

氷河上部から吹き降りてくる冷たい風でかなり寒かった!日本の冬山装備で歩きます。

途中、氷河の成り立ちに始まりいろいろ説明して頂きましたが、ここで書けるほどはよく覚えていません。

例によって歩みの遅い私は、歩きながらの写真は撮れず、立ち止まったときにのみパシャ!、

そんな中、必死で撮った写真です、どうぞご笑覧下さい。


<ツアー仲間と集合写真>

コロンビア大平原が見えます。

全員滑り転ぶこともなく、無事帰還、新鮮な感動の体験をさせてもらいました。

 

 

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かなり息切れがしてきた旅行記、後少しで終わります。もう暫くお付き合いください。

コメント (2)
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