夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E 元のプリズムユニットについて

2019-09-14 10:07:57 | Weblog
昨日は色ガラスを貼り直したプリズムユニットをカメラに組み込んで様子を見てBchは良さそうでした。
ただし、このユニットは寸法精度が全く同じではないみたいで撮像管の位置関係がまるで変わっちゃいました。調整は可能ですがどうせなら元々入っていたプリズムユニットを直して戻せないか考えました。
幸いBchの色ガラスはエタノールで剥がせたので次はGchです。2枚組みの表側は剥がせたので2枚目です。


綿棒のケースにエタノールを入れてそこにプリズムユニットを漬け込むんですが、単にGchを下にして置いたのではプリズムの重量が掛かって押し付ける力が働いてしまいます。
そこでアルミ板でステーを作って浮かせるようにしました。

これで剥がそうとしている色ガラスの重量が下向きの力になるはずです。微々たるものですけど。

こんな具合です。


置いただけの結果です。昨日はこうでした。


ステーで浮かせて一晩漬け置きした結果、

干渉縞が若干広くなったように見えます。(ひいき目かな)

これは引き続き漬け置きしてみます。

話は変わって夕べの事です。夕べは中秋の名月でした。床に入って窓を見ると群雲の間から満月直前の見事な月が見えました。
さっそくカメラ(NV-GS70)を三脚にセットして望遠で寄って撮影。
静止画で書き出してみました。

雲の切れ目から月が出てきます。


数秒後


更に数秒後。お見事!


絵に描いたような光景でした。これはさっそくキャプチャして一番いいところを書き出して制作中の作品に組み込みました。

今日は抜けるような秋の空です。でもわたし的にはビデオ絵撮影には最悪の条件です。せめて風があればなんとかなるんですが無風じゃあなんともなりません。稲刈り前の最高の条件でHL-79Dの試し撮りをしたいんですが。
コメント
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