夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

HL-79E Gchバルサム剥がしに成功したけど

2019-09-18 17:20:56 | Weblog
注意:これは自己流です。こんな方法もあるという事で参考に留めてください。

プリズムユニットのGchの2枚目のガラス部分を消毒用エタノールに漬け、中性洗剤を混ぜ、更にガラスマジックリンを混ぜて丸3日、昨夜様子を見たら一部を残してバルサムが剥げました。
「やっちゃえ」と端っこをカッターナイフの刃でちょっとづつこじったらガラス板が見事に剥がれました。
残ったオブラート状のバルサムが見えるでしょ。
Bchは2枚構成、Gchは3枚構成です。上がBch下がGch、順番は左がプリズム側。

どれがBchでどれがGchか、順序はどうなのかわからなくなりましたが良く見ると大きさが違うのでBとGは区別出来ます。順序は一番外側のガラスは表面にコーティングがあるのでわかります。Gchは最後に剥がしたのは透明だったので恐らくこの順番でしょう。
Rchは元々いい状態なのでそのままです。


ここで、今カメラに組み込んであるプリズム、正式には3色分解プリズムユニットのBchの張替えについて不安になりました。
Bchはフィルターガラスが2枚組です。あのとき貼ったガラスは1枚。都合よく解釈すればバルサムがしっかりしていて2枚重なっていたのかも。Blogの記事を遡って確認しました。9月6日の記事の写真を見たら2枚重なっているように見えます。ほっとしました。

ついでに予備のプリズムを確認。これは手けていません。


プリズムを取り出しました。一見きれいですがこれもBchはバルサムの劣化が見られます。どのプリズムもBchがひどく、GchはちょっとマシでRchは正常ということはやはりカメラ内部の熱によるものだと思います。撮像管ブロックの構成は上からB,G,RでBchは温度が高くなるでしょうから。


ここから念のための確認です。取り出したプリズムの正面からGchの寸法は

約34mmです。

Gchのフィルターを剥がした方は

30mm。

Gchのフィルター3枚の厚みは

約4mm。
30+4=34mm。合ってます。

重ね合わせの順序も確認しました。プリズムに斜めの光を当てるとコーティングがわかります。
Bchです。


Gchは


Rchです。


これで重ねる順序は確認出来ました。
実際に張り合わせるためには準備があるので先延ばしです。今日は雨模様で紫外線硬化レジンも固まらないでしょうし。

プリズムの取り付け部もお見せしましょう。

ブロック側に位置決めの穴とピンが出ています。

プリズム側は逆になっています。


昼食をはさんで張り付け冶具を準備しちゃいました。先日、今カメラに組み込んであるBchを貼る際使ったバラックにGchを貼る支えを追加。

これで晴れた日にいつでも落ち着いて張り合わせが出来ます。

更に調整の続きに掛かりましたが相変わらず堂々巡りで中断。何か根本的に手順を間違えているのかも知れません。
「そうだ、VFのタリーが点かなかったんだ」。分解して点検しましたが線は切れていないしスイッチも正常。整備中のまま放置してある79EのVFを替わりに付けたらタリーが点きました。いつのも宝箱を開いたらありました、接眼レンズ部をHL-95に流用したVFが。即組み替え。

接眼部を移植します。

VF内部のタリーは前から点きましたが


今度はIkegamiの象徴4連タリーが、点いたぞ。これで問題はひとつ解決しました。

コメント
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