［通算534回目］ 2012年10月28日(日) 試行錯誤

「ねぇ、たっちゃん、機関車って、どうやって作ったらいい？」

「さぁ、わかんねぇなぁ」と突き放してみる。


「こんな感じかなぁ」




「なんか滑りが悪いなぁ」




「レールじゃなくってこっちか？」




「だいぶ、いいなぁ。でも機関車じゃないよね、これ。」




あれこれ試行錯誤を繰り返し…


「たっちゃん！できたっ！！」




Ｄくん、そりぁ、すごすぎるわ！



　幼児1人　小学生5人　中学生3人　高校生2人　未成年2人　大学生3人　大人7人　計23人

［通算533回目］ 2012年10月27日(土) 大学生たちの受け入れ

おもしろ荘に宿泊で一泊二日、大学生が７名参加。

静岡大学から４名、浜松学院大学から３名。

学生たちを見ていると子どもたちにすぐに受け入れられる学生、参加したいなら入れてもいいか的な距離が許される学生、明らかに距離を置かれる学生に分けられていることがわかる。

なんかあるんだろうね。

子どもたちが感じる雰囲気の違いが。





















　幼児5人　小学生15人　中学生6人　高校生2人　未成年1人　大学生7人　大人13人　計49人

［通算532回目］ 2012年10月8日(月・祝) 遊びで育まれるもの

社会がおかしくなると、その皺寄せはすべて子どもにいく。

学校教育はより厳しくなり、道徳教育、安全教育、環境教育、自然教育などがしきりに行われ、最近は食育、エコ育なんてものまで現れている。

そこで大人が身に付けさせたいことなんて、自由に遊ばせてりゃあ、子どもたちが勝手に身に付けるのに。



ドラム缶風呂に入ろ～！

計画性　実行性　自主性





絶対沸かすぞ～！

勤勉性　協調性




お先にどうぞ～！

利他性




ドラム缶風呂、さいこ～！

共感性




なんちゃら教育、ナントカ育をどんどんどんどん増やして、子どもの時間を奪っておいて、何か問題が起きるとまだ足りない、もっとこんなこともって、またなんちゃら教育やナントカ育を増やして…。


もうちょっとさ、子どもの発達を信じて、自由にさせてみようよ、大人たち。


　幼児1人　小学生18人　中学生4人　高校生2人　大人13人　計38人

［通算531回目］ 2012年10月7日(日) 背中で聴いている

　昭和の大ヒット曲、沢田研二さんの『勝手にしやがれ』

　出だしの歌詞はこんなだった。

　♪壁際に寝返り打って♪背中で聴いている



　おもしろ荘で飼うことになったウコッケイの寝床を廃材で作っていたら、中学3年生の女子二人が「うちらも何か作るか」とやってきた。

　声を掛けることはせず、こちらはこちらで黙々と作業に没頭している。

　背後で廃材工作を始めた二人が、あれこれと思春期特有の会話をしている。

　学校生活に生きづらさを感じている二人のつぶやきを背中で聴き続けた。

　この子たちが置かれている今を理解するために。


　幼児1人　小学生5人　中学生3人　高校生2人　大人10人　計21人

［通算530回目］ 2012年10月6日(土) 創作料理

　昭和の子みたいな二人。

　秋の川遊びから上がってきて、おやつづくり。

　いつもの椎の実だけでなく、どんぐりも炒めてみようと。

　そして、ちょっと味付けもしてみようとミカンの皮を散りばめて。

　食育とか流行だけど、あんまり過度になると、子どもたちのこういうバカバカしい発想が潰されちゃうんじゃないかとちょっぴり危惧する今日このごろ。



　幼児6人　小学生15人　中学生1人　高校生1人　大人15人　計38人