4月の「たごっこパーク」で黄色服のお母さんから
「たっちゃん、川岸に白い鶏みたいのがいるんだけど」
と言われる。
(烏骨鶏だな…。)
この公園に時々、烏骨鶏が捨てられるのです。
追い詰めて、驚いて、川に落ちて流されないように慎重に距離を詰め、捕獲。
前回、助けた烏骨鶏用に作ってあった鳥小屋に入れる。
以来、このお母さんと息子くんが二日に一回、エサ遣りに来てくれている。
烏骨鶏、まだ人慣れしていないのか、人が近くにいるとエサ箱に近寄らない。
ちゃんと食べるかなぁ、息子くん、心配で、少し距離を置いて、観察をする。
息子くんは発達障碍の診断があり、特別支援学級に所属はするものの、学校に足が向かない。
心優しい少年がその持ち味を発揮することのできない「特別支援学級」の存在意義とは…。
土砂降り 小学生1人 高校生1人 青年1人
子ども3人 大人3人 計6人