冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算 1216回目 2024年8月25日(日) 『憧れるのはやめましょう』】

2024年08月25日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
『憧れるのはやめましょう』
と、幼児たちが言ったと言わないとか。
手を繋いで飛び込むお兄さんお姉さんたちがカッコよく見えたんだろうね。
異年齢遊びの醍醐味って、異年齢が交わり遊ぶだけじゃないんですね。
年上の子どもたちのやることを見て、年下の子たちがやってみたくなる。
そういう刺激が生まれるのも、異年齢遊びの醍醐味なのかもしれません。
 
幼児7人 小学生16人 中学生1人 青年7人  子ども31人 大人16人 合計47人
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【通算 1215回目 2024年8月24日(土) 『つないだ手と手』】

2024年08月24日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
活動を始めて僅か20年の間でも子どもたちの世代的な変化というのは感じます。
 
今の世代が来始めた数年前は、例えば、ドッチボールがとにかく長続きしませんでした。
 
20年前、10年前の世代なら、年上が年下に、男の子が女の子に配慮をし、やっていたので、何試合もメンバーチェンジしてやっていたのに。
年下だろうが容赦しなかったり、女の子だろうが手加減しなかったり。
結果、やり始めたと思うとすぐに、女の子が大泣きして抜けてきたり、男の子があいつはもう出禁にしてくれと憤慨しながら抜けてきたり。
残った子たちはその状態にも平然としていたり、ニヤニヤしていたり。
 
最近、そうしたことが次第に少なくなり、長続きするようになりました。
 
いろいろな要因があるのですが、そのひとつはやはり川遊びかなと思います。
 
公園での遊びと違って、危険性みたいなものは子どもたちも感じながら、遊んでいると思うんです。
そういう中で、たとえば、土手から飛び込んだ後に、小滝の圧に耐えながら、下段に上がる。
先に上がっているものが、あとから上がろうとする子に手を差し伸べる。
同じような体重の子を引き上げるって、かなりの力を必要とします。
 
その時のつないだ手と手の絆のようなものが、お互いの理解だったり、仲間意識だったりを醸成するのかなと。
 
現代は、そういうことが生まれる場を、ある種、意図的に大人がつくっていかないといけない状況になっちゃっているように思います。
 
ただ、難しいのは、その意図が前面に出ちゃうと教育的な場になっちゃうということでもあります。
 
幼児2人 小学生9人 青年5人  子ども16人 大人6人 合計22人
 
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【通算 1214回目 2024年8月23日(金) 『大人にとっての行きつけの居酒屋』】

2024年08月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
過日、パネラーとして参加した「子どもの居場所づくりセミナー」
終了後に新聞記者さんに「子どもの居場所って、一言で表現すると?」という質問を受けました。
「大人にとっての行きつけの居酒屋」と即答しました。
行きつけの飲み屋さんがありそうな記者さんだったので(笑)、補足にも大納得していただきました。
「行きつけの客が定着している居酒屋って、常連客が客じゃない動き、しますよね。
県外から出張で来たっぽい客集団で賑わったりすると、常連客は忙しそうな大将の代わりに一見さんテーブルにビールを運んだり、女将さんの代わりに空いた皿を下げてきたり。
なんなら、営業活動もするでしょ。『お客さんたち、ここのもつ煮カレー、食べてみてよ』とか。
自分も客なのにそういう動きをする」
「あ~ありますね」
「それって、わた〇とかとりきぞ〇とかじゃないじゃないですか。
バイトさんの代わりにビール運んでる客とかおすすめ料理を案内してる客とか」
「たしかに」
「行きつけの居酒屋を大切に思う常連客がいるようなところ。
そういう雰囲気のあるところが子どもの居場所かなって」
「わかりやすいです(笑)」
 
さて、たごっこパーク。
雨予報に備えて、シルバーシートでテントを張り、その下に公園に点在しているテーブルや椅子を集約するという作業が必要でした。
そんな日にも朝から来るのは常連っ子ばかり。
雨の日の過ごし方が頭に入っているので、それらの作業を的確に手伝ってくれました。
それから「注文」。
「みそラーメンとファンタオレンジとポテチ」
「僕はたい焼き3個とマヨイカチャレンジ1回。あとオロナミンC」
居場所というのは、本来は開いている側ではなく、来ている側が思うこと。
常連っ子が定着しているか、その子たちが必須だからお手伝いをするとかではなく、その場を大切に思うからお手伝いをするか。
居場所になり得ているか点検するときの指標のひとつのように思います。
 
幼児1人 小学生12人 中学生1人 青年1人  子ども15人 大人4人 合計19人
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【通算 1213回目 2024年8月12日(月) 『川をきれいに』】

2024年08月12日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 

 
 
子どもたちも若者・大人たちも川のゴミを拾っています。
切りがないのですが、それでも拾っています。
自分たちが遊ぶ大好きな川だから。
どうかゴミは川に捨てずに、適切な処分をお願いします🙇
 
幼児6人 小学生14人 中学生1人 青年5人  子ども26人 大人14人 合計40人
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【通算 1212回目 2024年8月11日(日) 『子どもたちを戦場に送らない』】

2024年08月11日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 

 

 

第二次世界大戦関連の報道がオリンピック報道に紛れながらも、細々となされています。
そんな時期はとくに、こうして自由に遊ぶ子どもたちを戦場に送ってはいけないと思います。
同時に戦火を交える戦場だけではなく、日常の中にある戦場にも送ってはいけないと強く思います。
ここ4年間、小中高生の自死は500人前後で、統計史上のワースト4独占です。
学校で苦しんでいたり、家庭で苦しんでいたり。
生き生きと自分を表現できる別の場所があるよと伝えてあげたいですよね。
そして、「そんな場所、どこにあるの?」と問われたら、「ここにあるよ!」と即座に答えてあげられる場所を増やしたいですね。
 
幼児9人 小学生14人 中学生1人 青年3人  子ども27人 大人19人 合計46人

 

 

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【通算 1211回目 2024年8月10日(土) 『Better a broken bone than a broken spirit』】

2024年08月10日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 

 

川に飛び込んで、サッカーやって、ドラム缶風呂に浸かる。
とびっきりの夏。
夏休みの終わりから学校再開にかけての時期は、年間500人前後の子どもの自死が最も多い季節。
心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。
そんな居場所がどの子にもありますように。
 
幼児4人 小学生8人 青年8人  子ども20人 大人12人 合計32人
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【通算 1208回目 2024年8月2日(金) 『できないを経験する』】

2024年08月02日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
ナタを使って、フローリング材を割ろうとしている男の子。
無理ゲーってやつですね。
でも、それを体感するのもまたよし。
何も言わず、見守り。
かなり頑張りましたが、じきに諦めて、ナタをしまっていました。
できないの体験も必要だと思うんですよね。
 
幼児8人 小学生22人 青年2人  子ども32人 大人18人 合計50人
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