今や中学生になったカズマサは小学校3年生からの常連。
来始めたときはほんと、いろいろあった…。
この日、夕方6時を過ぎて、ほとんどの子どもたちが帰路に着いたあと、廃材から飛び出している釘を抜いていたら、リュックを背負って帰ろうとしていたカズマサが気付いて、「たっちゃん、オレ、手伝ってくよ」。
よく、冒険遊び場たごっこパークの取り組みを紹介するシンポジウムなどで、「子どもたちに片付けとかはやらせたりしていますか?」という質問を受ける。
「教育の場ではなく、遊び場なんで、そういうことはさせていません。遊ぶ時間がすっかり減ってしまった子どもたちに、せめて、たごっこパークの日くらい、最後の一分一秒まで遊びきってほしいですしね。」と答える。
そんな対応をしていても、常連っ子の多くは、こうして、準備や片付けを手伝ってくれる。
片付けをやらせたいなら、子どもたちの成長を待つ、そこが自分の居場所だと思えるような運営をする、子どもとの信頼関係を築く…そんなことも必要なのかも、ね。
カズマサ、ありがとね。
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幼児3人 小学生13人 中学生13人 青年2人 大人22人 計53人