「あとじゃできねんだよなあ。いまのことはいましかできぬ」
あいだみつをさんのこの言葉が学校のおたよりに載っていたりします。
子どもたちに勉強をさせるために。
朝一番で来た男の子は、たごっこパークに来るなり、
「川、行ってくるわ」と川遊びの支度に取りかかりました。
お昼を食べにあがってきたかと思っているのも束の間、
食べ終わるやいなや、「川、行ってくるわ」。
こういう遊びに夢中になるのって、子どもならではだと思うんですよね。
だから、今、やらなくちゃと思うのです。
英会話もピアノも武道も球技も、子どもの頃からやるのが大切と、
それを教える指導者たちは言いますがそんなことに時間を割いて、
こうした子どもらしい遊びの時間が失われるとしたら、
取り返しがつかないことになると思うのです。
「あとじゃできねんだよなあ。いまのことはいましかできぬ」
この言葉は、大人が子どもに対して、
今やらせたいことをやらせるために引用してはダメだと思うんだよなあ。
「あとじゃできねんだよなぁ」
幼児2人 小学生6人 青年6人 子ども14人 大人6人 合計20人