冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算 1223回目 2024年10月6日(日) 『冒険遊び場を満喫』】

2024年10月06日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
初秋らしい天候となったせいか、初参加の親子さんも多く、来場者は60名超え。
そんな初参加親子さんたちも、工具を使ってみたり、川に入ってみたり、園や学校では体験できないような遊びを満喫していました。
こうした遊びは、継続的に重ねていくことで、体験として意味をなしてきます。
引き続き、遊びに来てくれるといいなと思います。
 
 
幼児15人 小学生20人 青年9人  子ども44人 大人17人 合計61人
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【通算 1222回目 2024年10月5日(土) 『完全装備』】

2024年10月05日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
土砂降りの雨の中、木から吊るした赤玉で遊ぶ幼児さん。
髪と顔は濡らしたくないから完全装備。
時々書きますけど、こういう大人って、いないじゃないですか。
だけど、子どもは自由な遊び環境を与えられたらやるんですよね。
本人はただやりたくてやっているんでしょうけど、幼児期にこういうことをやっていくことが大切と古来から受け継がれている遺伝子に刷り込まれているのだと思います。(諸説ありwww)
幼児期に早期教育詰め放題で育てられて、大人になって社会性その他に不具合を感じて、あぁ幼児期のこういう体験が不足していたのかもなって気づいて、やり直せませんよね。
土砂降りの雨の中で、大の大人がバケツをすっぽり被って、嬉々としてブランコをやるとか、ターザンロープにぶら下がるとか。
遊びには果物や野菜のように旬がある。
その旬を逃しちゃいけないと心底思います。
 
幼児3人 小学生10人 青年2人  子ども15人 大人8人 合計23人
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【通算 1221回目 2024年9月23日(月) 『ハリガネムシ』】

2024年09月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
生き物大好きくんが捕まえたハリガネムシ。
AI検索によると…
ハリガネムシは、カマキリやカマドウマなどの陸上昆虫に寄生し、水平偏光を目印に水に飛び込ませることで繁殖場所である川や池に移動します。
ハリガネムシの生態について、次のような特徴があります。
・幼生期は他の水生昆虫に寄生し、その昆虫が羽化して陸上に出た後、カマキリなどに食べられることで最終的な宿主を得る
・寿命は約1年で、この間に2種類の宿主に寄生する
・人間には害はない
・カマキリから大規模な遺伝子水平伝播を受けることで、宿主操作を成し遂げている可能性がある
 
幼児7人 小学生15人 青年4人  子ども26人 大人11人 合計37人
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【通算 1220回目 2024年9月22日(日) 『風格』】

2024年09月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
「湯加減どう?」
せっせと薪をくべて、団扇で扇いで、ドラム缶風呂を沸かしていく幼児。
幼児といえど、たごっこ歴4年。
大人が教えたわけでもなければ、先輩子どもが教えたわけでもありません。
見様見真似で身につけた所作。
流石の風格です。
 
幼児4人 小学生5人 青年6人  子ども15人 大人9人 合計24人
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【通算 1219回目 2024年9月21日(土) 『かつて遊んだ川を禁止に』】

2024年09月21日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
田舎町の小学校の教員が見学にいらっしゃいました。
田舎町にはきれいな川があるそうですが、校則で川遊び禁止にしているんだそうです。
田舎町出身の教員たちは、子どもの頃によく遊んだ川だそうですが。
「今の子どもたちは経験値がないですからね」
みっきぃが苦言。
「経験値は禁止にしていたら、ずっとゼロのまんまですよね」
子どもたちから経験する機会を奪い、経験値がないからとさらに経験の機会を奪う。
教員の責任だけでなく、保護者を含めた地域の大人の責任でもありますね。
学校外のことに教員に口出しはさせねぇという覚悟と、子どもの豊かな育ちに対する責任。
地域の大人はもっとそういうことを考えたほうがいいです。
ちなみに、たごっこパークの川も、川名指定で学校は遊ぶのを禁止にしています。
大丈夫。
遊んでいる子どもは1人もいませんから。
みんな、学んでいるだけです。
最近接領域の発達課題に取り組んでいるだけです。
 
幼児4人 小学生13人 青年6人  子ども23人 大人10人 合計33人
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【通算 1218回目 2024年9月8日(日) 『組んずほぐれつ』】

2024年09月08日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
繋いだ手と手。
ゆめまちの書籍「子どもたちへのまなざし」に帯文(推薦文)を寄せてくださった児童精神科医・田中康雄先生の教えを思い浮かべます。
『我々は試験管の中でたった一人で育っていくわけではありません。
組んずほぐれつの人間関係の中で切磋琢磨し、傷ついたり、仲たがいや和解を繰り返したりしながら自然に関係性を作っていくはずです。』
(げ・ん・きNo.182 エイデル研究所)


この子たちの育ちはまさに組んずほぐれつの中にあります。
今日は繋いだ手と手が、明日は離れるかもしれません。
それでもきっとまた繋ぐときがくることでしょう。
繋いだ手と手の温もりを忘れずに。

 

幼児5人 小学生18人 青年6人  子ども29人 大人16人 合計45人

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【通算 1217回目 2024年9月7日(土) 『ごきげんな椅子』】

2024年09月07日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
台風10号の暴風雨により、大きな木が根元から折れていました。
男の子との共同作業で、適当なところで平らに切断。
ごきげんな椅子が完成しました。
切り始めたときには、すぐに飽きるだろうなと思っていましたが、最後まで頑張ってくれました。
男の子の成長をみました。
 
幼児7人 小学生13人 青年6人  子ども26人 大人13人 合計39人
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【通算 1216回目 2024年8月25日(日) 『憧れるのはやめましょう』】

2024年08月25日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
『憧れるのはやめましょう』
と、幼児たちが言ったと言わないとか。
手を繋いで飛び込むお兄さんお姉さんたちがカッコよく見えたんだろうね。
異年齢遊びの醍醐味って、異年齢が交わり遊ぶだけじゃないんですね。
年上の子どもたちのやることを見て、年下の子たちがやってみたくなる。
そういう刺激が生まれるのも、異年齢遊びの醍醐味なのかもしれません。
 
幼児7人 小学生16人 中学生1人 青年7人  子ども31人 大人16人 合計47人
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【通算 1215回目 2024年8月24日(土) 『つないだ手と手』】

2024年08月24日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
活動を始めて僅か20年の間でも子どもたちの世代的な変化というのは感じます。
 
今の世代が来始めた数年前は、例えば、ドッチボールがとにかく長続きしませんでした。
 
20年前、10年前の世代なら、年上が年下に、男の子が女の子に配慮をし、やっていたので、何試合もメンバーチェンジしてやっていたのに。
年下だろうが容赦しなかったり、女の子だろうが手加減しなかったり。
結果、やり始めたと思うとすぐに、女の子が大泣きして抜けてきたり、男の子があいつはもう出禁にしてくれと憤慨しながら抜けてきたり。
残った子たちはその状態にも平然としていたり、ニヤニヤしていたり。
 
最近、そうしたことが次第に少なくなり、長続きするようになりました。
 
いろいろな要因があるのですが、そのひとつはやはり川遊びかなと思います。
 
公園での遊びと違って、危険性みたいなものは子どもたちも感じながら、遊んでいると思うんです。
そういう中で、たとえば、土手から飛び込んだ後に、小滝の圧に耐えながら、下段に上がる。
先に上がっているものが、あとから上がろうとする子に手を差し伸べる。
同じような体重の子を引き上げるって、かなりの力を必要とします。
 
その時のつないだ手と手の絆のようなものが、お互いの理解だったり、仲間意識だったりを醸成するのかなと。
 
現代は、そういうことが生まれる場を、ある種、意図的に大人がつくっていかないといけない状況になっちゃっているように思います。
 
ただ、難しいのは、その意図が前面に出ちゃうと教育的な場になっちゃうということでもあります。
 
幼児2人 小学生9人 青年5人  子ども16人 大人6人 合計22人
 
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【通算 1214回目 2024年8月23日(金) 『大人にとっての行きつけの居酒屋』】

2024年08月23日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
過日、パネラーとして参加した「子どもの居場所づくりセミナー」
終了後に新聞記者さんに「子どもの居場所って、一言で表現すると?」という質問を受けました。
「大人にとっての行きつけの居酒屋」と即答しました。
行きつけの飲み屋さんがありそうな記者さんだったので(笑)、補足にも大納得していただきました。
「行きつけの客が定着している居酒屋って、常連客が客じゃない動き、しますよね。
県外から出張で来たっぽい客集団で賑わったりすると、常連客は忙しそうな大将の代わりに一見さんテーブルにビールを運んだり、女将さんの代わりに空いた皿を下げてきたり。
なんなら、営業活動もするでしょ。『お客さんたち、ここのもつ煮カレー、食べてみてよ』とか。
自分も客なのにそういう動きをする」
「あ~ありますね」
「それって、わた〇とかとりきぞ〇とかじゃないじゃないですか。
バイトさんの代わりにビール運んでる客とかおすすめ料理を案内してる客とか」
「たしかに」
「行きつけの居酒屋を大切に思う常連客がいるようなところ。
そういう雰囲気のあるところが子どもの居場所かなって」
「わかりやすいです(笑)」
 
さて、たごっこパーク。
雨予報に備えて、シルバーシートでテントを張り、その下に公園に点在しているテーブルや椅子を集約するという作業が必要でした。
そんな日にも朝から来るのは常連っ子ばかり。
雨の日の過ごし方が頭に入っているので、それらの作業を的確に手伝ってくれました。
それから「注文」。
「みそラーメンとファンタオレンジとポテチ」
「僕はたい焼き3個とマヨイカチャレンジ1回。あとオロナミンC」
居場所というのは、本来は開いている側ではなく、来ている側が思うこと。
常連っ子が定着しているか、その子たちが必須だからお手伝いをするとかではなく、その場を大切に思うからお手伝いをするか。
居場所になり得ているか点検するときの指標のひとつのように思います。
 
幼児1人 小学生12人 中学生1人 青年1人  子ども15人 大人4人 合計19人
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【通算 1213回目 2024年8月12日(月) 『川をきれいに』】

2024年08月12日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 

 
 
子どもたちも若者・大人たちも川のゴミを拾っています。
切りがないのですが、それでも拾っています。
自分たちが遊ぶ大好きな川だから。
どうかゴミは川に捨てずに、適切な処分をお願いします🙇
 
幼児6人 小学生14人 中学生1人 青年5人  子ども26人 大人14人 合計40人
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【通算 1212回目 2024年8月11日(日) 『子どもたちを戦場に送らない』】

2024年08月11日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 

 

 

第二次世界大戦関連の報道がオリンピック報道に紛れながらも、細々となされています。
そんな時期はとくに、こうして自由に遊ぶ子どもたちを戦場に送ってはいけないと思います。
同時に戦火を交える戦場だけではなく、日常の中にある戦場にも送ってはいけないと強く思います。
ここ4年間、小中高生の自死は500人前後で、統計史上のワースト4独占です。
学校で苦しんでいたり、家庭で苦しんでいたり。
生き生きと自分を表現できる別の場所があるよと伝えてあげたいですよね。
そして、「そんな場所、どこにあるの?」と問われたら、「ここにあるよ!」と即座に答えてあげられる場所を増やしたいですね。
 
幼児9人 小学生14人 中学生1人 青年3人  子ども27人 大人19人 合計46人

 

 

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【通算 1211回目 2024年8月10日(土) 『Better a broken bone than a broken spirit』】

2024年08月10日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 

 

川に飛び込んで、サッカーやって、ドラム缶風呂に浸かる。
とびっきりの夏。
夏休みの終わりから学校再開にかけての時期は、年間500人前後の子どもの自死が最も多い季節。
心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。
そんな居場所がどの子にもありますように。
 
幼児4人 小学生8人 青年8人  子ども20人 大人12人 合計32人
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【通算 1208回目 2024年8月2日(金) 『できないを経験する』】

2024年08月02日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
ナタを使って、フローリング材を割ろうとしている男の子。
無理ゲーってやつですね。
でも、それを体感するのもまたよし。
何も言わず、見守り。
かなり頑張りましたが、じきに諦めて、ナタをしまっていました。
できないの体験も必要だと思うんですよね。
 
幼児8人 小学生22人 青年2人  子ども32人 大人18人 合計50人
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【通算 1207回目 2024年7月22日(月) 『5人のママ's アイ』】

2024年07月22日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
 
常連っ子の母ちゃん5人から画像が送られてきました。
Aさんは、子どもたちが一斉に川に飛び込む画像。
Bさんは、カブトムシやセミを捕まえようとしている子どもたちの画像。
Cさんは、バケツやナベを太鼓に見立てて演奏する子どもの画像。
Dさんは、ドッヂボールで盛り上がる子どもたちの画像。
Eさんは、焚き火周りでまったりする僕やみっきぃ、そして参加者の画像。
タイムスケジュールに基づいてイベントをやっているわけではない「たごっこパーク」の醍醐味が、5人の母ちゃんの視点から鮮やかに描かれています。
 
幼児8人 小学生19人 中学生1人  子ども28人 大人17人 合計45人
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