冒険遊び場(プレーパーク)『たごっこパーク』

心が折れるより、骨が折れるほうがましだ。富士山麓の麓、田子浦港近くの公園と川ではちゃめちゃに遊ぶ子どもたちの日常。

【通算 1243回目 2025年2月9日(日) 『かずじゃねぇんだなぁ…みつを』】

2025年02月09日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
先日の市内こども食堂連絡会。
100人来てますとか120人定員でオーバーは断ってますとか。
人数じゃないんだよなぁ…。
静岡は全国各地の最大級寒波とは無縁とはいえ、寒かった2日間。
それでも外遊びに、土日計100人の子ども・若者・親が来場。
でも、人数じゃないんですよね。
今回もドラマありのたごっこパーク。
誰が来たか、こうした場を本当に必要としている子ども・若者が来ているか。
生きづらさを抱えた子ども・若者あるいはその親とつながる場となっているか。
問われるのはそこ。
 
幼児10人 小学生16人 青年12人  子ども38人 大人17人 合計55人
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【通算 1242回目 2025年2月8日(土) 『大人は邪魔でしかない』】

2025年02月08日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
木の上にボールが引っ掛かりました。
こういう時って、遊びが盛り上がる絶好のチャンス。
子どもたちがあの手この手でなんとかボールを救出しようとするから。
うまくいかなくてもそれがおもしろい。
けど…
そこに大人が入っちゃうと、「こっちから狙った方がいい」、「もっと強く投げないと」などなど口出しをして、場に君臨しちゃう。
残念なんですよねぇ。
 
幼児8人 小学生10人 青年11人  子ども29人 大人13人 合計42人
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【通算 1241回目 2025年1月26日(日) 『自発性や好奇心を広げる場』】

2025年01月26日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
家族、できればママとの間で基本的信頼が育まれた子というのは、次の発達課題である自発性へと向かっていきます。
そんなママの元を離れて冒険し始める時期に、ちょっと年上の子どもが近くで遊んでいたら、好奇心だったり、創造性だったりがさらに広がることでしょう。
あんなことやってみたい、こんなこともやれるのかって思えますからね。
時々、うちの子まだ3歳なんですけど、遊べますか?といった問い合わせをいただいたりするのですが、2歳でも1歳でもぜひ連れてきてみてください。  
 
幼児13人 小学生10人 中学生1人 青年10人  子ども34人 大人18人 合計52人
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【通算 1240回目 2025年1月25日(土) 『地域の高齢者と共存するために』】

2025年01月25日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
子どもたちがドッチボールをやっているところも地面落書きをしているところも、普段は地域の高齢者のグランドゴルフコースになっています。
高齢者はこまめにコース整備をしています。(グランドゴルフ場ではなく公園なんですけど,www)
なので、夕方、子どもたちが帰ると、トンボというグランド整備用の用具を使って、きれいに整地しています。
たいへんな作業ではあるのですが、中学・高校・大学と野球部だったので、トンボでグランド整備をするのって、ちょっと青春の作業って感じもあって、苦ではありません。
地域の高齢者と上手に共存するために、そんな作業もしています。
 
幼児9人 小学生16人 中学生1人 青年4人  子ども30人 大人11人 合計41人
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【通算 1239回目 2025年1月13日(月) 『たまたまから仲間に』】

2025年01月13日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
6人の高校生がたまたま公園にマック商品を食べに来ました。
子どもたちが声をかけドッチボールに誘います。
運動は得意のようで、さすが高校生というボールを投げ、子どもたちのボールを受け止めます。
ドッチボールが終わったかと思うと今度はサッカー。
一戦終わって、子どもたちがチャリティドリンクコーナーに誘います。
飲み屋の常連客みたいに「こっちのが100円コーナー」、「こっちは炭酸で、こっちは炭酸じゃないやつ」などなど新入り高校生の世話を焼きます。
また、遊びに来てくれるといいなぁ。
 
 
幼児9人 小学生22人 青年7人  子ども38人 大人15人 合計53人
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【通算 1238回目 2025年1月12 日(日) 『災害列島としての備え』】

2025年01月12日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
冬の寒空の夕方、子どもたちは焚き火でマシュマロを焼いて食べ、大人たちは他愛もない子育て談義。
冒険遊び場・プレーパークという活動を含め、市民活動団体が管理のもと、こうしてオープンスペース(開かれた場所)で焚き火を楽しむことが各地で日常的に行われるといいなと思うのです。
全国各地で自然災害が起こる日本で、発災当初に住民の命を救うもののひとつが焚き火ではないでしょうか。
暖をとったり、煮炊きをしたり、心を癒したり。
行政のみなさん、災害への備えのひとつとして、こういう活動も広げませんか?
 
幼児11人 小学生14人 中学生1人 青年3人  子ども29人 大人19人 合計48人
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【通算 1237回目 2025年1月11日(土) 『廃材工作』】

2025年01月11日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
「たごっこパーク」では、子どもたちが工具を自由に使えるようにしています。
最近は、とくに男の子たちが廃材を使って、武器を作っては戦いごっこをしたりしています。
素材をうまく組み合わせてカッコイイ武器を作る子。
思い描く形になるように切ったり、削ったりして武器を作る子。
色塗りもして自分流の武器に仕立てご満悦の子。
ある物を買って来るのではなく、自分で作る。
大切に持ち帰る子がいたり、次回までここに隠しておこっと保管していく子がいたり。
そこには子どもたちの愛着みたいなものが生まれるんだなと思ったりします。
 

幼児9人 小学生22人 青年7人  子ども38人 大人15人 合計53人

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【通算 1236回目 2024年12月29日(日) 『プレーリーダーを募集しない理由』】

2024年12月29日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
常設的に運営している冒険遊び場・プレーパークには、プレーリーダーと呼ばれる大人がいることが多いです。
なので、講演会などで「プレーリーダーは何人いますか?」と聞かれたりします。
「0人ですし、募集もしていません」とお答えしています。
その理由をこんな風にお伝えしています。
小学生の時から来ていて、今は若者になっているようなかつての常連がプレーリーダーのような役割をしてくれるからです、と。
小学3年生から来ている若者は、創作焚き火料理をしてくれて、現役小学生たちは興味津々。
小学4年生から来ている若者は、落ち葉プールをせっせと作ってくれて、幼児たちは大はしゃぎ。
きっと、料理を食べた子たちも若者になったら、作って振る舞う側になることでしょう。
落ち葉プールに大はしゃぎをした子たちは、小学校高学年になる頃には、整える側になることでしょう。
 
幼児10人 小学生12人 青年8人  子ども30人 大人17人 合計47人
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【通算 1235回目 2024年12月28日(土) 『発達凸凹あるある』】

2024年12月28日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
発達凸凹くんが自転車でやってきましたが、なぜ、これで走ってきたというほどのパンク。
パンク修理の腕があるみっきぃが直してあげようと、タイヤを外してチューブを取り出す。
手伝いをしてくれている二人はどちらも当の発達デコボコくんではなく、お友だち。
発達デコボコくんはというと、作業が始まった頃にはドッジボールを始めていました。
そのあと、パンク箇所がわかり、修復を始めたときも、友だち二人は興味津々、みっきぃの作業を手伝いながら見守る。
発達デコボコくんはというと、「たっちゃん、ジュースとカップラーメンって、もう買える?」
みっきぃもお友だち二人もそんな発達凸凹くんをよーーーくわかっているので、「ねぇねぇ、凸凹くんの自転車を直してるんだよ」なんて、咎めたりしない。
よき大人、よき友だちにめぐり逢い、発達凸凹くんは発達凸凹のままで生き生きと遊び過ごしていられるのですね。
 
幼児9人 小学生15人 中学生1人 青年5人  子ども30人 大人13人 合計43人
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【通算 1234回目 2024年12月27日(金) 『20年前も今も』】

2024年12月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
2004年12月26日に始まった「たごっこパーク」は、20周年を迎え、なんと通算1234回。
そんな「たごっこパーク」に第1回から遊びに来続けてくれているサーモンオオシャケキスタンチン(だったかなぁ?)が登場。
別に何の20周年記念イベントもやらない「たごっこパーク」。
そのことの意味を再確認させてくれる怪人登場でした。
 
幼児6人 小学生7人 高校生3人 青年5人  子ども21人 大人9人 合計30人
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【通算 1231回目 2024年12月1日(日) 『うちの子、幼児なんですけど、遊べますか?』】

2024年12月01日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
よくお問い合わせをいただくのが……
「うちの子、まだ2歳と5歳なんですけど、遊べますか?」
といったもの。
このお問い合わせを寄せてくださるママは、
「遊びイベントがありますか?」
「歌のおねえさんや運動のおにいさんがいたりしますか?」
という意味合いで聞いてらっしゃるんだなと感じます。
遊びイベントはありません。そうしたおねえさん・おにいさんもいません。
そもそも、遊びイベントというよりは、「遊ばせイベント」だと思っていますが。
牛乳パックリサイクル工作とか光る泥団子づくりとか宝探しとか、大人企画・大人運営な遊びイベントは、子どもから主体性を奪うのと引き換えに、でも、笑顔を作らせるから、ママも満足する「遊ばせイベント」。
歌のおねえさんや運動のおにいさんも同じ意味合いで、大人主導で子どもを楽しませているだけ。
「うちの子、まだ2歳と5歳なんですけど、遊べますか?」
その問いにはこうお返事をしています。
「イベントとかないですし、子どもの遊び相手をする大人もいませんけど、幼児ならほっとけば遊びますよ」
たごっこパークの公園は、残念ながら大自然の真っただ中というところではありませんが、それでも、木々があり、草が生え、土があり。
そこに落ち葉があったり、枯れ枝があったり、虫がいたり、どんぐりが落ちていたり、雨水が溜まったり…。
そうした環境の中で幼児たちは、大きな丸太をゴロゴロ転がし続けて遊んでいたり、落ち葉の中に潜り込んで遊んでいたり。
あぁ、こういうのが本来の遊びなんだなと親御さんが思えたら、そして、それを見守れたら、幼児は飽きることなく遊んでいると思います。
もし、こんな風に遊んでいる子どもたちがたくさんいる場に連れてきても、遊び出さないとするなら、若干数歳にして、感が動くスイッチがかオフにされてしまっているのかもしれません。
子どもたちの感動スイッチを入れに、冒険遊び場たごっこパークへお越しください。
ちなみに、冒険遊び場は全国各地に約500箇所ありますよ。
 
幼児10人 小学生10人 中学生2人 青年8人  子ども30人 大人15人 合計45人
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【通算 1230回目 2024年11月30日(土) 『冬は焚き火がありがた~ぃ』】

2024年11月30日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
某テレビショッピング風に
ママ「冬の公園は寒いんでしょぉ?」
代表「焚き火があります。温まりますよぉ」
ママ「ありがた~ぃ」
子どもたちは体を動かして遊んでいるので、半袖半ズボンなんて子もいますし、タンクトップになる子も、川遊びに行っちゃう子もいます。
大人は焚き火がありますから、焚き火にあたりながら、子ども談義に花を咲かせてください。
やかんのお湯が沸いています。
チャリティコーナーでカップラーメンやコーヒーをお求めいただき、さらに温まってください🔥
 
幼児11人 小学生20人 中学生2人 青年5人  子ども38人 大人21人 合計59人
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【通算 1229回目 2024年11月4日(日) 『イベントなし、プログラムなし、つまり大人なし』】

2024年11月04日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
「たごっこパーク」では、1000人で逃走中とか、忍者体験とか、光る泥団子選手権といったイベントはやりません。
流しそうめんとか、草木染めとか、クリスマスリースづくりといったプログラムはやりません。
つまり、遊ばせ屋な大人がいないということです。
子どもの遊びを主導する大人がいないということです。
子どもの遊びに介入する大人がいないということです。
だから子どもたちは、画像のように同じ一日の中で、いろんな遊びを繰り広げます。
子どもたちはそのことで、いろんな発達を手に入れていることでしょう。
イベントやっちゃう大人、プログラム提供しちゃう大人、自分の自己肯定感は高まるのかもしれません。
でも、それと引き換えに子どもたちの主体性を奪い、発達の機会を阻害しちゃってるのかもしれませんよ。
クリスマスソングが聴こえてくると、とくに遊ばせ屋さんがまちに溢れてくるので、子どもたち、気を付けてね。
 
幼児12人 小学生16人 青年4人  子ども32人 大人18人 合計50人
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【通算 1228回目 2024年11月3日(日) 『最後のひとりが帰るまで』】

2024年11月03日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度
 
 
「たごっこパーク」は20年前からずっと、子どもだけで遊びに来ている最後のひとりが帰るまでが終わり時間になっています。
なので、夏は夏で暗くなるのが遅いので、夜7時過ぎなんてこともザラにあり、それはそれで、付き合っているだけで最近はヘトヘトになり、家帰って、早くシャワー浴びてぇ~と思いますし、
冬は冬で暗くなるのが早い分、それなりの時間に帰路に就くものの、日が落ちると一気に寒くなるので、家帰って、早く風呂に浸かりてぇ~と思います。
とくに、子どもたちの夜風呂を見ていると、お風呂が恋しくなります。
それでも、とにかく今の子どもたちは外遊び環境が貧困なので、せめて、「たごっこパーク」の日くらいは、できるだけ遊びを堪能してほしいと思うのです。
 
幼児7人 小学生16人 青年5人  子ども28人 大人13人 合計41人
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【通算 1227回目 2024年10月27日(日) 『賑わってるけど集団遊びではありません』】

2024年10月27日 | 冒険遊び場たごっこパーク令和6年度

 
 
 
今日も賑わっていますが、集団遊びはやっていません。
学校のようにみんなでひとつのことをではなく、それぞれが思い思いに遊んでいます。
そう言えばうちの娘が小学生の時、野外授業で凧上げがありました。
風のない日でした。
数人の男の子たちが凧が上がらないから鬼ごっこを始めました。
教員が怒鳴りました。
「おいっ!今日は凧上げの日だろっ‼️
衝撃的でした…。
 
幼児9人 小学生13人 青年7人  子ども29人 大人15人 合計44人
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