「交錯恋愛29」の続きです(*´∀`*)
まさかの30話...長すぎだろ(汗)
-------------------------
「荷物、ありがとうございました」
ぺこり、と頭を下げた彼女はとても美人だった。
シルフィールをアパートの上の部屋まで送ってから、リナとオレはオレの部屋に戻るべく階段を降りる。
──ゼル、絶対待ちくたびれてるよな...。
「シルフィール」
「あん?」
声の方を向くと、後ろでリナが小さく呟いた。
「シルフィール、美人よね」
「...そーだな」
とりあえず同意してみる。
すると彼女は、立ち止まってオレを見上げてみせた。
──ウワメヅカイ。
「ガウリイ...」
「なんだ?」
「浮気なんか、するんじゃないわよ?」
──それは一体、どーゆう意味だ?
オレは何故か彼女の目を見れなくなった。彼女の赤茶色の瞳に、すべてを見透かされているような気がして。
「はは、何言ってんだよ。浮気なんてしないって」
精一杯、明るく笑ってみせる。
「...ふーん、まあそれならいーけどねー?」
「なんだよー」
さらり、と軽いノリで流すリナに少しホッとする。
「アメリア泣かせたら承知しないんだから」
「分かってるよ」
「ホントに分かってんでしょーね」
ジト目の彼女に、さっきより明るく笑ってみせた。
「大丈夫だよ。ほら、さっさと行かないとゼルが怒るぞ」
「あ、やっば!」
そう言って二人して走り出す。
部屋に戻ったらオレは二人の邪魔だろうとか、そのあと二人がリナの部屋で何するのかとか、そんなことはオレは考えない。
頭を振ってアメリアを思うと、何故か罪悪感で胸が痛んだ。
続く
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今回も短くてすいませんっ(;´д`)
ちなみに、ゼルリナは二人とも奥手なのでこれからトランプに励む予定です←
まさかの30話...長すぎだろ(汗)
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「荷物、ありがとうございました」
ぺこり、と頭を下げた彼女はとても美人だった。
シルフィールをアパートの上の部屋まで送ってから、リナとオレはオレの部屋に戻るべく階段を降りる。
──ゼル、絶対待ちくたびれてるよな...。
「シルフィール」
「あん?」
声の方を向くと、後ろでリナが小さく呟いた。
「シルフィール、美人よね」
「...そーだな」
とりあえず同意してみる。
すると彼女は、立ち止まってオレを見上げてみせた。
──ウワメヅカイ。
「ガウリイ...」
「なんだ?」
「浮気なんか、するんじゃないわよ?」
──それは一体、どーゆう意味だ?
オレは何故か彼女の目を見れなくなった。彼女の赤茶色の瞳に、すべてを見透かされているような気がして。
「はは、何言ってんだよ。浮気なんてしないって」
精一杯、明るく笑ってみせる。
「...ふーん、まあそれならいーけどねー?」
「なんだよー」
さらり、と軽いノリで流すリナに少しホッとする。
「アメリア泣かせたら承知しないんだから」
「分かってるよ」
「ホントに分かってんでしょーね」
ジト目の彼女に、さっきより明るく笑ってみせた。
「大丈夫だよ。ほら、さっさと行かないとゼルが怒るぞ」
「あ、やっば!」
そう言って二人して走り出す。
部屋に戻ったらオレは二人の邪魔だろうとか、そのあと二人がリナの部屋で何するのかとか、そんなことはオレは考えない。
頭を振ってアメリアを思うと、何故か罪悪感で胸が痛んだ。
続く
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今回も短くてすいませんっ(;´д`)
ちなみに、ゼルリナは二人とも奥手なのでこれからトランプに励む予定です←