過去作品より。
これは小説というより小話かな・・・?
追記から本編です!
---------------------------
「美味しそう...」
空を見上げて、あたしはポツリとそう呟いた。
「何が?」
後ろから尋ねる声に、あたしは振り向きもせずに答える。
「雲よ、雲」
「...お前さん、よっぽど腹減ってるんだな」
旅の相棒、ガウリイ君の呆れたような声に、あたしは思わず振り返った。
「そりゃ空いてるわよ!朝宿で食べたっきり今まで何にも食べてないんだから!!」
「それはお前さんが道に迷ったからだろう」
うっ...。
「..そうとも言うわね」
「お前さんなぁー」
「ほ、ほら見てよあの雲!オムレツみたいじゃない?」
「む..?確かにそうだなぁ」
話を反らそうとあたしの指差した向こうには、確かにオムレツ形の雲がふわふわ浮かんでいた。
...ああ、お腹空いた。
「お!リナ、あれはニョヘロンに見えるぞ」
ガウリイの言葉にも思わず反応してしまう。
「ホントだ!!ニョヘロンの焼肉食べたいわね~」
「...あれなんか焼き魚に見えないか!?」
「じゃああれは目玉焼きさんね!」
二人して雲を指差して笑い合う。
相変わらずお腹は空いてるけど、これはこれで楽しかったりする。
「な、リナ」
「なに?」
「いつかお前さんの手料理食べてみたいな~」
「....!」
こーゆー事をさらっと言うのがこの男なのだ。
...たぶん何にも考えてないで言ってるんだろうけど。
「なぁー、良いだろ?」
にょきっ
「わ、分かったわよ!いつかね!!」
どーでも良いけど顔近いっつーの!
「...絶対だからな?」
嬉しそうに笑うガウリイの言葉の真意が分かったのは、つい最近の事であった。
終わり
--------------------------
空腹な状態で書いてたらこんなん出来ました(笑)
最後の最後だけちみっとガウリナ(´ω`)
これは小説というより小話かな・・・?
追記から本編です!
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「美味しそう...」
空を見上げて、あたしはポツリとそう呟いた。
「何が?」
後ろから尋ねる声に、あたしは振り向きもせずに答える。
「雲よ、雲」
「...お前さん、よっぽど腹減ってるんだな」
旅の相棒、ガウリイ君の呆れたような声に、あたしは思わず振り返った。
「そりゃ空いてるわよ!朝宿で食べたっきり今まで何にも食べてないんだから!!」
「それはお前さんが道に迷ったからだろう」
うっ...。
「..そうとも言うわね」
「お前さんなぁー」
「ほ、ほら見てよあの雲!オムレツみたいじゃない?」
「む..?確かにそうだなぁ」
話を反らそうとあたしの指差した向こうには、確かにオムレツ形の雲がふわふわ浮かんでいた。
...ああ、お腹空いた。
「お!リナ、あれはニョヘロンに見えるぞ」
ガウリイの言葉にも思わず反応してしまう。
「ホントだ!!ニョヘロンの焼肉食べたいわね~」
「...あれなんか焼き魚に見えないか!?」
「じゃああれは目玉焼きさんね!」
二人して雲を指差して笑い合う。
相変わらずお腹は空いてるけど、これはこれで楽しかったりする。
「な、リナ」
「なに?」
「いつかお前さんの手料理食べてみたいな~」
「....!」
こーゆー事をさらっと言うのがこの男なのだ。
...たぶん何にも考えてないで言ってるんだろうけど。
「なぁー、良いだろ?」
にょきっ
「わ、分かったわよ!いつかね!!」
どーでも良いけど顔近いっつーの!
「...絶対だからな?」
嬉しそうに笑うガウリイの言葉の真意が分かったのは、つい最近の事であった。
終わり
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空腹な状態で書いてたらこんなん出来ました(笑)
最後の最後だけちみっとガウリナ(´ω`)
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