ゆーたんの時代/新たなる旅立ち編 since 2011. Where is that melody? 

ゴダイゴへの想いをこれからも発信し続けたいと思います。

三蔵法師参り その3

2017-02-03 12:47:44 | ゴダイゴ

これで今回の旧正月中の
報告はおわりです。
最後にひとこと

唐の長安を出発して中央アジアを迂回し
今のアフガニスタン、パキスタンを通り
遂に今のインドへ辿りついた三蔵法師

実は私も一度南インドに行ったことがある。
観光ではなく出張だった。
飛行機に乗るまでまでは
正直ビビっていた。
連れは1名いたけれど
乞食がうようよいると先輩にビビらされて
緊張の中で飛行機に乗ったのを覚えている。

飛行機に乗ると開き直ってしまったのが
不思議とそれまでの緊張がなくなり
リラックスできたが、
なぜか飛行機の席の中央部分が壊されて
お棺のようなものが大事に布に覆われて
置かれていた。
これはいったい何なんだ。
こんなの初めて見る。
しかし敢えてスチュワーデスに尋ねるのは
やめにした。
何たってこれからインドに行くんだ
まあ何でもあるわさ。

出張の合間にヒンズー教の
お寺には訪れたが、
仏教寺院は眼につくことはなかった
お寺内は裸足でないといけないため、
太陽で焼けた
岩肌の地面が熱かったのが思い出される
あそこから少しと言っても
何百キロメートルかだが北に上がれば
有名なアジャンタ遺跡があったのかと
今になって思うと
いつか行ってみたいという
気にもなってくるではないか
もちろんパキスタン北部の遺跡や
ガンダーラ美術の芸術品もみてみたいし

あのエリアが平和に戻ったら
ガンダーラツアーいつかやってみますか?
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三蔵法師参り その2

2017-02-03 12:40:09 | ゴダイゴ


こちらは地球に歩き方にも載っている
三蔵法師が眠られている興教寺
三蔵法師の遺骨が埋葬されている。
いつかはお参りに参じなければいけないと
思っていたが、へんぴな場所だったので
これまで訪れることが出来ていなかった。
今回いい機会なので思い切ってバスに揺られて
行ってきました。

ここでも供養のため
ガンダーラとWe are heading out west to Indiaを
耳に流しながらお参りをしてきました。
そして中国来て初めて
中国式のお祈りの方法で
三蔵法師にお参りをした。

必ず天竺へ向かうという強い意思で
一人で長安を旅立った三蔵法師
奈良時代日本へ伝わった南都六宗のうち
法相宗、倶舎教は玄奘(三蔵法師)
を祖としており、
日本から遣唐使として渡った僧も
何人か法師に師事している。
日本の仏教にも大きく関係していたわけだ。

We are heading out west to India
There is secred trasure we can fine.

(But) It will be long way there.

三蔵法師の思いがこの歌には込められている。


追記
お寺を出て坂道を歩いて下っていく途中での出来事
ここ半年ほど腰痛が慢性的になってきていたのだが
坂を下っているときに右腰に溜まっていた痛みがスーッと
消えていくのが感じられた。
腰痛が治った?
三蔵法師からのご利益があったのだろうか?





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三蔵法師参り その1

2017-02-03 11:54:55 | ゴダイゴ
今年も旧正月の休みの間
一人で西安で過ごした。
何をしていたか?
そう三蔵法師探求の旅です。
日本から持ち帰った書籍に眼を通し
例年のように
大雁塔の三蔵法師像に詣でてみた。
そこにはこれまで余り気にとめてなかった
ある観光スポットがある。
大雁塔のすぐ西側にある大雁塔地下宮である
観光客もほとんど入ってないようだし
どうせ大したものは陳列してないだろうと
気にしておらず行くつもりは全くなかったのだが
ふともし今日行かないと
もう二度と行こうという気に
ならないかもしれないという
思いが急に出てきたため
入場料30元を払って入ってみた。

入ってすぐに長い地下道が続く
予想以上に長い
100m以上余裕にある
通路の両脇の壁には
三蔵法師の長かった旅の道のりが
延々と描いてあるではないか、
この絵がずっと先まで続いている

進むと驚いた、
枝別れした通路が更に先に続いている

イヤーホンにはちょうど
We are heading out to Indiaが流れている
天竺に向かって歩いている気分でもある
こんなに地下道が拡がっていると知らなかった。
我々が暮らしている街の地下を
明らかにに歩いている。
歩いていて何か懐かしい記憶が蘇ってきた。
そうだ大学時代に何度か歩いた
関門トンネル(人道トンネル)に似ている。
途中歴代の王朝の王の人形が
並べてある空間があったり
楽器を演奏する美女(もちろん人形)
がずらり並んだ空間があったり
三蔵法師の時代の遺品や
石碑が並べてあったりと
なかなか見ごたえもある。
勿論地下道の一番奥には
三蔵法師が祀られており
そこには本物の僧侶2人も待機していた。
ということはここは大慈恩寺
(大雁塔のあるお寺の名前)の
一部ということなのであろうか?

いずれにしても隠れスポットの発見だ。
これを写真ともに
地球の歩き方の編集者に送れば
採用されるかもしれない
などと思いながら
いい時間を過ごせた一日であった。

合掌









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