25日、一関市東山町では「第16回唐梅館絵巻」が盛大に開催されました。平泉藤原氏が頼朝の軍勢に敗れ、岩手県南から宮城県北まで治めたのは葛西氏の重臣千葉一族です。唐梅館は鎌倉時代から400年間、千葉一族の本拠地でした。天正18年(1590年)、秀吉が通達した小田原参陣に従うか否かの軍議がここで開かれ、各諸将が集結しました。この催しはその軍議を再現するものです。
絵巻には俳優の竜星涼さんが総大将役として出演し、軍議に参上する諸将らと共に長坂商店街を練り歩きました。軍議では住民が扮する諸将たちが竜星さんの前で「いつも孫とキョウリュウレンジャーを観ています。」とか「殿はイケメンと聞いておりましたが、本当にイケメンでうちの婿になって下さい。」など各々考えたあいさつをして、竜星さんも「大儀である。」「考えておく。」と応え、会場を沸かせます。中には握手を求めるあいさつもあり、大将とハグするシーンも。
千葉から駆け付けた女性は「竜星さんが沿道で子どもに声をかけたり、話しかけたりしてくれたのでとても良かった。」と感激していました。
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