幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

「ガラスで創る宮沢賢治の世界」-大下邦弘ガラス展ー

2011年08月05日 | 東山町

一関市東山町松川にある「石と賢治のミュージアム 太陽と風の家」では滋賀県大津市在住のガラス作家の大下邦弘氏によるガラス展を開催中です。

Glasu1
大下氏は徳島県出身で、武蔵工業大学工学部建築学科を卒業したのち、次いで仏教大学文学部史学科を卒業。2004年にはドイツ「BildーWerk Frauenau」で修業。帰国後、2005年富山ガラス造形研究所を卒業します。
その後独立し、大津市でガラス工房「KUNI Glass Factory」を立ち上げ、現在は全国各地で個展を開き活動しています。
今回同館で開催するにあたり、賢治の大ファンである大下氏は賢治作品をイメージしたものを新たに約30点製作しました。
代表的な童話作品「ポラーノの広場」「グスコーブドリの伝記」「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」などから一節の文章を取り上げ作品を紹介しています。

Glasu6
  わらびのグラス、地球儀のランプ・・・
Glasu3
   電球の中に切符が・・・

Glasu5
     ぎんりょうそう(銀竜草)

落ち着いた色使いと想像力豊かな形、賢治の作品を感じながらも独創的な空間が広がっています。
ガラス展は31日まで。ぜひご覧ください!

開館時間は午前10時~午後5時
月曜日休館

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