先月1月のこと。普段とは違う鳥のざわめきを耳にして外に出てみると、幽玄洞の上の空を物凄い数の鳥の大群が飛んでいました。
黒い塊になった鳥の集団が次々と四方の山から集まり、空を埋め尽くしました。数十分ほど上空をぐるぐる回ったり、杉の木に止まったりした後、唐梅館山の方へ飛んでいきました。
突然のことでとても驚きました。この鳥の大移動はその後数日間続きました。
この時はまだ、何の鳥かはわかりませんでしたが、今日の岩手日報でこのような記事が載っていました。
一関市藤沢町で、鳥の大群が現れたことについての記事です。
この見出しのようにまさに「大群は黒雲のように」だったので、あの鳥は「アトリ」という鳥だったのだとわかりました。
シベリア方面から日本へやってきて越冬する渡り鳥だそうです。渡来直後や繁殖地へ飛び立つ時には数千羽から数万羽の大群を作るのだとか。
一か月ぶりの疑問が解けました。