幽玄洞ブログ

岩手県一関市東山町からローカルな情報を発信していきます。

東京駅の歴史につながる建築家

2012年10月29日 | 一関市

「東京駅丸の内駅舎」2012年10月改修工事を終え、歴史的でしかも先進的な駅に生まれ変わりました。
同駅舎は辰野金吾氏が設計し、1914年(大正3年)に創建されました。
辰野金吾氏の弟子の一人、小原友輔(おばらともすけ)氏は一関市大東町摺沢出身で、同市千厩町にある「酒のくら交流施設」(「旧横屋酒造」1912年創業)の母屋、西洋館(平成15年国重要有形文化財指定)の設計をした方で知られています。

Kura

先日、その友輔氏の親族にあたる方にお話をうかがうことができました。
その親族の方とは・・・大東町摺沢で建築、設計を手がける武設計事務所の小原さんです。
小原さんの話によると、友輔氏は同市の世嬉の一さんの石蔵や日本銀行も設計したそうです。日本銀行の設計はメインで行ったとのことで、当時建築家として名をはせていたことが想像できます。
そして、幽玄洞の事務所、展示館は子孫である武設計事務所さんが設計しました。
代々建築士としての気質が受け継がれていることに驚き、地域の誇りに思いました。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
農協を設計したのも小原さんですよ。当時私が担当... (山崎司朗)
2012-10-30 11:54:18
農協を設計したのも小原さんですよ。当時私が担当でレストラン華も設計していただきました。すばらしい設計士さんです。
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