悪性の物価高とはいえ物価が騰がっていることは確かです。
4月からいろいろなものが値上がりしますね。これまでも日常的に生活に必要なものが根狩りしました。
エネルギーや食品などが主です。
物価が騰がり続けているのにデフレから脱却できないという矛盾した現象が現れているということです。
この矛盾は、物価と言っても先に書いたようにエネルギーや食品という政府や日銀の統計には載らないものが騰がっているからです。政府日銀はデフレから脱却したとは言えないのです。
経済は依然としてデフレ圧力の中にあり、国民生活はエネルギーや食品の値上げん位より四苦八苦する。
これこそが悪性の物価高という所以です。
日銀の経済報告が二つロイターにありました。
「日銀地域経済報告、北陸が景気「拡大」に判断上げ 海外経済には不透明感」
ここには次のように書かれています。
「世界経済の先行き不透明感が強くなっており、2016年度に予定していた設備更新投資の一部を次年度以降に先送りした」(引用)
また「人手不足、経済の制約になってない 景気拡大続く=日銀名古屋支店長」
には次のように書かれている。
。。。「本当に制約になっているのであれば、賃金と物価が上がってくるが、まだそこまでは行っていない」(引用)
どちらの経済分析も経済は拡大しつつあるとされますが、賃上げはままならず、設備投資もままならずという状態にあるのではないか?雇用は賃金額もあるが、特にブラックというイメージの強い企業(産業)は敬遠されているのでは?完全雇用も中身の問題であることがわかります。
経済が拡大しつつあるとされますが、肝心の賃上げや設備投資は伸びていないということです。
これは何を意味するか?
経済は拡大していないということです。ですから政府日銀のインフレ目標2%はいつまでたっても達成できないのです。経済が拡大していればインフレ傾向が出ますが、このインフレ傾向が出ないのです。
言うまでもない間の物価高は先にも書いたような悪性の物価高です。
エンゲル係数がうなぎのぼりです。多くの国民は食うだけでやっとという状態に近づいたということです。
これでは多くの消費材を消費できずらいでしょう。だからインフレを引き起こすような個人消費の伸びは達成されないのです。
個人消費にインフレ期待はない。
ますます節約の道を突き進むでしょう。
この節約志向は何を現すのか?と言えば、それはデフレ傾向を示しているということです。個人消費が伸びなければ国内の設備投資も伸びないのが当たり前です。
完全雇用で厳しいとして省力化への設備投資を行うでしょうが、この省力化は雇用の縮小となり、さらに個人消費を下げるでしょう。省力化は失業を増大させたり賃下げの方向に向かいます。
こんな社会ですから悪性の物価高とデフレが同時に発生をします。
企業利益の増大は、見せかけのものです。円安誘導により価値の低下した円を増やすばかりなのですから。個人消費が伸びないから値上げをするというバカげた行動に出てきます。
しかし国民はない袖は振れないし、老後はますます不安定になりますから貯蓄も切り崩さない。
円安誘導による価値低下した円の乗田での企業利益は水膨れ状態です。その水膨れ状態の中でデフレ圧力が強力に働くならば、このデフレは、安倍政権前のデフレに比べて格段の経済矛盾を産むでしょう。
4月からいろいろなものが値上がりしますね。これまでも日常的に生活に必要なものが根狩りしました。
エネルギーや食品などが主です。
物価が騰がり続けているのにデフレから脱却できないという矛盾した現象が現れているということです。
この矛盾は、物価と言っても先に書いたようにエネルギーや食品という政府や日銀の統計には載らないものが騰がっているからです。政府日銀はデフレから脱却したとは言えないのです。
経済は依然としてデフレ圧力の中にあり、国民生活はエネルギーや食品の値上げん位より四苦八苦する。
これこそが悪性の物価高という所以です。
日銀の経済報告が二つロイターにありました。
「日銀地域経済報告、北陸が景気「拡大」に判断上げ 海外経済には不透明感」
ここには次のように書かれています。
「世界経済の先行き不透明感が強くなっており、2016年度に予定していた設備更新投資の一部を次年度以降に先送りした」(引用)
また「人手不足、経済の制約になってない 景気拡大続く=日銀名古屋支店長」
には次のように書かれている。
。。。「本当に制約になっているのであれば、賃金と物価が上がってくるが、まだそこまでは行っていない」(引用)
どちらの経済分析も経済は拡大しつつあるとされますが、賃上げはままならず、設備投資もままならずという状態にあるのではないか?雇用は賃金額もあるが、特にブラックというイメージの強い企業(産業)は敬遠されているのでは?完全雇用も中身の問題であることがわかります。
経済が拡大しつつあるとされますが、肝心の賃上げや設備投資は伸びていないということです。
これは何を意味するか?
経済は拡大していないということです。ですから政府日銀のインフレ目標2%はいつまでたっても達成できないのです。経済が拡大していればインフレ傾向が出ますが、このインフレ傾向が出ないのです。
言うまでもない間の物価高は先にも書いたような悪性の物価高です。
エンゲル係数がうなぎのぼりです。多くの国民は食うだけでやっとという状態に近づいたということです。
これでは多くの消費材を消費できずらいでしょう。だからインフレを引き起こすような個人消費の伸びは達成されないのです。
個人消費にインフレ期待はない。
ますます節約の道を突き進むでしょう。
この節約志向は何を現すのか?と言えば、それはデフレ傾向を示しているということです。個人消費が伸びなければ国内の設備投資も伸びないのが当たり前です。
完全雇用で厳しいとして省力化への設備投資を行うでしょうが、この省力化は雇用の縮小となり、さらに個人消費を下げるでしょう。省力化は失業を増大させたり賃下げの方向に向かいます。
こんな社会ですから悪性の物価高とデフレが同時に発生をします。
企業利益の増大は、見せかけのものです。円安誘導により価値の低下した円を増やすばかりなのですから。個人消費が伸びないから値上げをするというバカげた行動に出てきます。
しかし国民はない袖は振れないし、老後はますます不安定になりますから貯蓄も切り崩さない。
円安誘導による価値低下した円の乗田での企業利益は水膨れ状態です。その水膨れ状態の中でデフレ圧力が強力に働くならば、このデフレは、安倍政権前のデフレに比べて格段の経済矛盾を産むでしょう。