時々行くファミリーレストランのいつもの席に座った。その席は窓を背にした席である。
何も選んで座るわけでもないのだが、いつものように歩きいつものように扉を開けて、無意識のように座ってしまう席がそこなのである。
時々思う「座る席までいつもと変わらずかぁ。。。」毎日を決められた時間の流れで動く僕の平凡さが端的に表れていると思ってしまうのである。
ただ言い訳になるかもしれないが、この席に座ると向かいの壁に大きな鏡があり、僕が背にしている世界を切り取って写しているのであるが、その風景はすきなのだ。。。。
下町にある古い木造の家が写っており、窓の手すりにきれいな鉢植えの花がたくさんある。ただこんな切り取られた風景が好きなだけであるのだが。
その家の下の歩道を歩く人々がいる。その人々も切り取られた世界に写るひとつの風景となっている。
時々思うことがある。
鏡の中の世界は、たしかに現実を写しているだけなのだろうが、こうして切り取られた世界を見つめているとそこには別な世界があり、振り向いて窓から見える現実の世界とは違っているのではないかと。
すぐに「ばかばかしい。。。」と自分で笑ってしまうのだが。。。。
その日もこのいつもの席に座って鏡を眺めていた。風景は代わり映えのないものであった。でも、ふと気付いた。古い木造住宅の窓の手すりにある花々は季節が移り変わっても同じ花なのである。いつもきれいに咲いている。
道行く人々を見た。。。。
その中に少し猫背の男が歩いていた。
僕自身だった。。。。
(書くことも思いつかないので、昔書いたものから・・・・・)
何も選んで座るわけでもないのだが、いつものように歩きいつものように扉を開けて、無意識のように座ってしまう席がそこなのである。
時々思う「座る席までいつもと変わらずかぁ。。。」毎日を決められた時間の流れで動く僕の平凡さが端的に表れていると思ってしまうのである。
ただ言い訳になるかもしれないが、この席に座ると向かいの壁に大きな鏡があり、僕が背にしている世界を切り取って写しているのであるが、その風景はすきなのだ。。。。
下町にある古い木造の家が写っており、窓の手すりにきれいな鉢植えの花がたくさんある。ただこんな切り取られた風景が好きなだけであるのだが。
その家の下の歩道を歩く人々がいる。その人々も切り取られた世界に写るひとつの風景となっている。
時々思うことがある。
鏡の中の世界は、たしかに現実を写しているだけなのだろうが、こうして切り取られた世界を見つめているとそこには別な世界があり、振り向いて窓から見える現実の世界とは違っているのではないかと。
すぐに「ばかばかしい。。。」と自分で笑ってしまうのだが。。。。
その日もこのいつもの席に座って鏡を眺めていた。風景は代わり映えのないものであった。でも、ふと気付いた。古い木造住宅の窓の手すりにある花々は季節が移り変わっても同じ花なのである。いつもきれいに咲いている。
道行く人々を見た。。。。
その中に少し猫背の男が歩いていた。
僕自身だった。。。。
(書くことも思いつかないので、昔書いたものから・・・・・)
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