山ほどのお土産を持って、
ゴンザが帰ってきました。
TVをつけたまま掃除をしていたら、
ふいに、速報を知らせる例の音が聞こえた。
宮古島周辺に津波が起こるかもしれないから、
注意しろとのテロップとともに。
一人のあいだ、まったく料理をしなかった私も、
彼の帰宅で、再び包丁を握っています。
畑の野菜を使って、にんにく風味の揚げ浸し。
.....が。
次の瞬間、番組はCMに突入し、
それと同時に、注意報は即、画面から消えてしまった。
詳しい事情はわからないが、
CM明けに再びテロップが出てきたところをみると、
TVが注意報や警報を流せるのは、番組中だけということで。
CM中は、それを『邪魔』するようなものは、
画面に出せないということなのだろう。
.....しかし、これってこのままでいいのだろうか?
注意報や警報というのは緊急を要するもので、
だからこそ、出されるはずのものなのに.....
こちらも、ゴンザが持ち帰った、『勘太郎胡瓜』
初めて見たけど、親切に料理法を記した紙がついており。
さっそくその通り、作ってみました。
実際、今回の注意報も、
『直ちに津波が到達する可能性がある』と、そういってるのに、
CMだからそれを引っ込めるって?
(CM前は本当に一瞬で消えてしまったので、どこで何があったかわからず。
全部を読み取れたのはCMが明けて、あらためてテロップが出てから)
TVがスポンサーありきで成り立っているのは、
わからないではないけれど、
では、TVやそこでの速報の意味は?
また、放送局および、各番組のスポンサーとなっている企業の、
社会的な役割はどうなっているのだろうか?
切ってみるとこんな感じ。
ちょうど白い瓜と胡瓜の中間のような。
フレンチにも使ったりするみたいだけど、きれいだよね♪
たとえばCMが1分半として。
その間に津波が押し寄せたら、いったいどうするつもりなのか、と。
TV局や、それを支えるスポンサーは、
それを見ていればいち早く事態に備えられるかもしれない人々の命より、
CMを邪魔しないことのほうが、大事なのだろうか。
オリーブオイル、塩、胡椒で軽くマリネして、
しっかり冷やし。
仕上げにとろーり、自家製ドレッシングで「いただきます♪」
うん、やっぱ味も、瓜と胡瓜の中間って感じ。
ハリハリ、歯ごたえがあってさっぱり美味しい~。
先日の早朝。
あの大きな地震の前に出された警報のおかげで、
きちんと心構えと揺れに対する備えが出来て、
ありがたかったなと思う私としては。
なおさら、今回の件が残念に思えてならないのである。
畑では、パクチーの花が咲いています。