猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

【二人で勝手に(!?)観光協会】京都編・其の四 ~ 大満足の人々...と猫!?

2010年02月06日 18時08分13秒 | 二人で勝手に観光協会

 

三十三間堂を出て、八坂の塔を眺めつつ、やってきたのはこちら。

あまりにも有名な世界遺産【清水寺】
清水の舞台でいろいろモノ思い。

音羽の滝で『延命水』をいただき。

 

京都のバスは、本数も多く、
また、ルートもかなり緻密にはり巡らされている。

「さすがは観光都市」と感心している間に、もう最初の目的地、
【三十三間堂】に到着する。

非常に寒いこの日は、平日ということもあってか混雑もなく。

まずは、本堂内に向かう人々とは逆に庭園へ向かった我々は、
誰もいない、静かで美しいその空間を存分に楽しむ。

 

本文より先に、写真はどんどん進みます。
清水寺を出たら二年坂を下ってバスに乗り。

 

.....と、いうまでもなく、京都初体験のゴンザは、
この時点でテンションが上がりすぎ(笑)
もう何から見てよいのやら、どこから写真を撮ればいいのか、
浮足立っている様子。

本堂内へ入り。

その圧倒的な迫力と歴史と美しさを堪能すると、
我々は再びバスに乗り、次の目的地へ向かった。

 

次にやってきたのは、これまた世界遺産【二条城】
ここ二の丸御殿は、あの豊臣秀頼が家康と会見し、
徳川慶喜が大政奉還を諮問したところですね。

とても美しい、華やかなお城。
観光客が少ないのはちょっと意外だけど、
私とゴンザには、ここが一番感動的でした。

こちらは『むくり屋根』(←ゴンザから教えてもらった)が美しい本丸御殿。

 

清水道のバス停で降り、八坂通りへ入って、
【八坂の塔】を眺めつつ、【三年坂】へ出て【清水寺】へ。

清水寺を出たら、今度は【二年坂】【一年坂】と下って、
高台寺の山門を横目に見ながらまたバスへ。

そこから、【二条城】→バス【銀閣寺】→バス、
【金閣・鹿苑寺】.....で、またバス(笑)

【三条大橋】へ出たら、今度はてくてく歩いて、
坂本龍馬の隠れ家である【酢屋】を外から眺め、
【池田屋跡】【先斗町】【祇園】をそぞろ歩き.....

十分満足したら、この日我々にとって、乗り収めとなるバスに乗って、
友人との待ち合わせ場所である京都タワー前へ。

 

二条城を出てまたバスに乗り、
お昼抜きの空腹をこんなもので誤魔化しながら次にやってきたのは(笑)

銀沙灘と向月台が美しい【銀閣寺】
一層を修復中だったのはちと残念だけど...

やはりいろいろ、見ごたえあります。

 

このうちの幾度かは、バスを2本乗り継いで目的地へ。

また幾度かは、ひとつ先、ふたつ先のバス停まで歩いて、よりよい路線を選んで。

この日、自分たちが何本のバスに乗ったのか、
それさえ定かでないけれど(笑)

日帰り京都旅は大満足の大充実。

 

そして、銀閣といえばお次は.....
バスを降りて大文字を横目に見つつ。

やってきました【金閣・鹿苑寺】
携帯からも書きましたが、この日は変なお天気で...ここですごい雨に見舞われ。
でもそれがかえって美しく金閣を輝かせ、本当に素晴らしかった!
日本の建築は、天気や光、季節の移り変わりを考えて作られている。
そういえば、現在特別公開中の、清水寺内の『月の庭・成就院庭園』などは、
「一晩かけて移動する月の影を愛でるためのお庭」なのだそうですよ。

 

京都タワー前で友人と無事落ち合い、楽しいひと時を過ごした我々は、
ロッカーからしっかりおみやげを取り出し、
無事最終の新幹線に乗り込むと、夕食時のビールの酔いも手伝って、
すぐに眠りに落ちた。

「また絶対行こうね!」

 

さて、残念ながら、そろそろどのお寺も閉門時間。
でもまだまだ楽しむよ。
金閣を出たらまたバスに乗って。

今度は【三条大橋】へ出たら、てくてく歩いてあちこちウロウロ。

高瀬川沿い、木屋町にある【酢屋】さんは、もとは材木商で、
ここはあの坂本龍馬の隠れ家だった場所
この二階に海援隊の京都本部を置いた龍馬が、
格子窓から、目の前にある高瀬川の船入にピストルの試し撃ちをした、
なんてエピソードも残っているらしいです。
修復はされているものの、龍馬にまつわる当時の面影を残す貴重な建物らしく、
天井の梁は当時のまま残され、
昭和8年の改修の際には海援隊日記なるものが天井裏から見つかったとか。
現在は木の小物を扱ってらして、二階は龍馬関連の展示ギャラリーだそう。
ギャラリーは夕方5:00までとのことで、この日は残念ながら見られなかったけど。

 

新横浜へ到着し、心地よい疲労を残した身体を
いつものローカル線へとすべりこませると、
二人は一路、愛しいちゃあこの待つ自宅へと帰りつき、
小さな体を抱きしめる。

「ちゃあこ、ただいま!
 お留守番ありがとう!...京都、とっても楽しかったよ♪」

と。

 

あの【池田屋跡】は、今は居酒屋さんに。
すぐ近くには【佐久間象山遭難の碑】なんかもあります。

ひとけもまばらな先斗町を抜けようとぷらぷら歩いていると.....

まだお化粧をしていない舞妓さん?芸妓さん?が、
どこかの建物からすっと出てきて前をゆく。

 

長くなりましたが、日帰り京都の旅。

皆さんにも、お楽しみいただけましたか? 

                                    

あとは四条大橋へ出て、南座の前を通り、
祇園を抜けて、バスに乗ったら。

京都在住のゴンザ親友M氏との待ち合わせ場所、京都タワーへ。
美味しい干物屋さんで、昼食抜きの空腹を満たしつつ(笑)
冷たいビールとおしゃべりを楽しんだのでした♪
さあ、あとはちゃあこの待ってる横浜へ帰るよ~。

 

                                   - おわり -

 

この日のルート

 京都駅→三十三間堂→八坂の塔→清水寺→三年坂→二年坂→
 二条城→銀閣寺→金閣・鹿苑寺→
 三条大橋→酢屋→池田屋跡→先斗町→祇園→京都駅

 


【二人で勝手に(!?)観光協会】京都編・其の三 ~ バスを駆使する人々

2010年02月06日 06時54分43秒 | 二人で勝手に観光協会

 

とりあえず写真だけ、一足先に進ませます。
こちら、ゴンザが今回いつの間にかこっそり撮影していた
彼が名づけるところの『erimaが行くシリーズ』(←なんじゃそりゃ)

 

なぜ、駅を出るよりも前の一番最初におみやげ屋さんへ向かったのか。

それは先に述べたように、

* 最終新幹線に乗る頃にはおみやげ屋さんが閉まっている可能性もあるため

* 観光優先のため、昼食にはクーポンを使わないこと

* および、各所のおみやげ屋さんに見入って時間を浪費しないように

ということがあったのだが、
ここにはまた、各お寺の開門時間・閉門時間も考慮に入っている。

 

開門したばかりの【三十三間堂】庭園にはまだ観光客の姿もなく、とっても静か。

700年以上もここに建ち続ける、奇跡の木造建築。
今回我々が京都へ行ってあらためて思ったのは、
むしろあとにしてきた自分たちが暮らす場所のことで、
「ああ、やっぱり東京や横浜は何もかもが燃えちゃったんだなぁ」ということ。
関東大震災、大空襲。
そういえば子供の頃、遊び場所のそばには必ず、
もう使われなくなった防空壕があったなぁ。

 

京都到着が8時過ぎであることを思えば、
おみやげを買う時間+最初の観光ポイントへの移動時間で、
ちょうどその、最初の目的地である三十三間堂の開門時間9:00に間に合う。

ものすごい勢いでおみやげを選び、
クーポン券6000円分を使いきった我々は(笑)

駅のコインロッカーへ、ずんずん向かうと、
その大荷物をしまいこんだ。

 

三十三間堂を出たらまたバスに乗って、清水道のバス停で降り、
【八坂の塔】を見に行きます。
この風景は、二時間サスペンスなんかでもおなじみですね。
よい雰囲気です。

再びerimaが行く(笑)
こうして見ると、結構傾斜がきつい坂なんだねぇ。
このあと、塔を眺めながら、右側の道へと入ってゆきます。

 

そして、続いて駅を出て、これまたものすごい勢いで、
バスの総合案内所まで。

と、我々がその日とるルートでは地下鉄利用はないことがわかり、
バスのみの1dayクーポン(500円×2人)を勧められ、それを買う。

つまり、この日の移動は1000円ですべて賄えるということだ。

順調に進んでゆく京都観光の出だしに気分をよくした二人は、
まず、以降、数えきれないほど乗ることになるバスの、
一本目に乗り込んだ。

 

                                        - つづく -

次の目的地はこちら。
観光客比率、中国人8割、韓国人1.3割、日本人0.6割、その他0.1割の、
なぜかアジア系外国人に大人気のスポットです。