みっく・じゃがの「ひとりごと日記」

日々思うこと、考えること、時には写真も

いつの間にか脳死移植15例も

2010-10-13 22:51:21 | 日記
最近、新聞の隅にしか記事にされなくなっている臓器移植。
TVで報道することもないこの事案に納得できません。
今夜もほんの片隅に報道されている脳死移植は、15例目だそうです。
またもや『本人に臓器提供の意思はなかったが、家族の同意で行われた』と
なっています。
こんな大事なことが大騒ぎもされず、日常化してしまったのですね。

民主党の政権移行のどさくさに紛れて通った法案『臓器移植法』に
私は反対です。
脳死状態になったとき、医療関係者が取る行動は『家族の説得』だと思います。
身内の死にあって動揺している家族は思考力が薄い中で「イエス」と
言わざるをえないのです。
そして、関係機関は まるでハゲタカのように臓器を分散して各地に配るのです。
私がそんな状況に置かれた場合、耐えられませんね。
臓器移植は人の死によってもたらすもの。
今一度、その原点に返ってほしいものです。
周りに移植でしか生きられない人間がいないから言うのではありません。

ひとつの命は誕生したら、いつかその終わりが来るものです。
それは天命ではないでしょうか。

私自身は、たとえ移植でしか生き延びられない体になったとしても
他人からの臓器移植を望みません。
常々「臓器提供について拒否する」と家族に宣言しています。
また家族が脳死状態になっても臓器の提供はしません。
コメント
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